
日本各地を旅し、四季折々に応じた心に残る風景を写真に収めてご紹介する連載シリーズ「ニッポンのいつか見たい風景」。
今回は初夏に訪れた「京都の風景」をご紹介します。

Vol.01「京都の風景」のギャラリーを見る
今回の景色はこちらで撮影しました。
鴨川遊歩道

「山紫水明」と呼ばれる京都の美しさを実感できる、鴨川遊歩道。夏の夕暮れ時は、納涼床の明かりとにぎわいが加わり、いちだんと風情豊かです。
鴨川納涼床(のうりょうゆか)

爽やかな川風の中で食事などを楽しむ鴨川納涼床は、京都の夏の風物詩。伝統的な京料理のほか、エスニック料理や焼肉、カフェなど、気軽に楽しめる床も、最近は増えてきました。
一本橋(行者橋)

白川の一本橋(行者橋)は、数本の橋桁に細長い石をわたしただけの素朴な小橋。向こう岸から渡る人と出合ったときは、先に橋に踏み込んだ方に優先権があります。
白川

京都の市街地を流れる白川のせせらぎ。川沿いには落ち着いた町家や料亭、レストランなども多く、四季折々に味わい深い風景を生み出します。
先斗町(ぽんとちょう)

かつての花街(かがい)の雰囲気が今なお息づく先斗町。しっとりした石畳の道に沿って、昔ながらのお茶屋や料亭が連なる風景は、現代でも多くの人々を魅了します。
大文字山

大文字山は、8月の「五山送り火」の舞台のひとつ。お盆の最終日、燃え上がる「大」の字が夜空に浮かぶころから、京都の街には秋の気配がただよい始めます。
(2012年4月撮影)