
ニッポン全国のご当地をまわり、そのエリアならではのちょっと変わった風習や流行、素敵な方言などを、地元の不動産店の皆さんにお伺いするニッポンの5当地「色」。
今回は、知られざる「横浜・中区」の県民性などの特色をご紹介します。

01
「出身地は?」と聞かれると
「神奈川」でなく「横浜」と答えます。
テレビなどでもよく出てきますが、横浜の人は出身地を聞かれると、「神奈川」ではなく「横浜」と答える人が多いようです。県名と県庁所在地の名前が違うのも一因かな。みんなそれぐらい横浜に誇りを持っているんですね。
ハマッ子のデフォルトです
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きらめき不動産(株)<横浜市中区> 後藤 聡志さん
02
外国から入ってきた物は
ほとんど横浜から始まりました。
ビール、アイスクリームから日刊新聞まで、欧米から入ってきた物や事は、まず横浜で始まり、それから各地に広まりました。ガス灯や近代的な街路樹もみんなそう。至る所に「日本初」がある街なんです。
「日本初」がいっぱいです
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(有)八千穂商事<横浜市中区> 輿水(こしみず) 大侑(ひろゆき)さん
03
テレビドラマや映画のロケが
街のあちこちでよく行われます。
石原裕次郎の時代から、テレビドラマや映画の舞台に選ばれてきた横浜。エキゾチックな港の風景に数々のレトロ建築、渋い路地裏と、絵になる風景が多いせいでしょうか。わが社のある野毛地区も、出演歴は豊富です(笑)。
「絵になる街」の証明です
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アイ・エス・アールハウジング(株)<横浜市中区> 今野 利一(りいち)さん
04
横浜赤レンガ倉庫は
竣工100年を超えて今も活躍中。
かつては国の模範倉庫として、2002年のリニューアル後は市内有数の商業・文化施設として人々を魅了し続けている横浜赤レンガ倉庫。積み上げられたレンガの一つ一つに、100年を超える歳月の重みが詰まっています。
横浜のレトロ建築の代表格
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日経管財(株)<横浜市中区> 袴田 信(しん)さん
05
あの人気デュオ「ゆず」は
伊勢佐木町から全国へ羽ばたきました。
横浜出身の北川悠仁・岩沢厚治が結成したフォークデュオ「ゆず」は、伊勢佐木町商店街の路上が発祥の地。彼らのデビュー以来、路上ライブ出身のアーティストが一躍注目されるようになったらしいですよ。
まさに路上のカリスマです
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(株)夢みらい館<横浜市中区> 浅利 廉威(よしたけ)さん
06
「わが日の本は島国よ」で始まる
横浜市歌は、大抵の人が歌えます。
1909年、横浜開港50周年を記念して誕生した横浜市歌。市立小学校で歌唱指導されていることもあり、大抵の人は歌えるみたい。私も、横浜市営地下鉄の駅であのメロディーを聞くと、ちょっとワクワクしてしまいますね(笑)。
作詞は文豪・森鴎外です
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リブレ(株)<横浜市中区> 今井 雄介さん
07
東京より横浜の方がずっといいと
何となく思っているみたいです。
横浜から東京に通勤する人の中でも、やっぱり横浜がいいという人は多いです。海が近くて中華街や旧居留地などの風景があるのは横浜だけだって。もっとも向こうに行けば行ったで、東京スゴイと思ってしまうのですが。
私もやっぱり横浜愛です
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徳永リアルエステート(株)<横浜市中区> 原田 沙織さん
08
いろいろなことがワンストップで完結する
この便利さが中区の良さです。
例えば食事なら、和食・洋食・中華といろいろな名店からチョイス可能。買い物でも観光でも、大体のことが区内で賄えます。横浜の持つ便利さ・豊かさ・格好良さを一番味わえる街かもしれませんね。
あまり外には行きません
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元街リアルエステート(有)<横浜市中区> 高原 承吏さん
09
ユーミンの名曲「海を見ていた午後」の
舞台となったレストランがあります。
わが社の近くにあるカフェレストラン「ドルフィン」は、松任谷由美の「海を見ていた午後」の舞台になったお店。ユーミンファンにとっては「聖地」になっているらしく、歌詞に出てくるソーダ水もよく売れるそうです。
今も胸キュンの一曲です
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(有)大野宅建<横浜市中区> 大野 澄代さん
10
サッカーファンにとって
「横浜」といえば横浜F・マリノスのこと。
横浜F・マリノスといえば、リーグ戦や天皇杯などで幾度も優勝を重ねたJリーグの名門チーム。ただ、地元ファンの方には申し訳ないのですが、川崎出身の私としては川崎フロンターレの成績の方が気がかりで…(笑)。
観戦にもよく行きますよ
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(株)ライフサービス<横浜市中区> 佐藤 彩美さん
11
今や横浜の新たな誇りとなった
プロ野球・横浜DeNAベイスターズ。
パワフルな選手たちの活躍と徹底したファンサービスで、地元人気が高まる一方の横浜DeNAベイスターズ。最近は横浜スタジアムのチケットも取りにくくなってしまい、ファンとしてはうれしい悲鳴状態というところです。
ハマスタで観戦しています!
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(有)ジャストコーポレーション<横浜市中区> 石橋 裕佑さん
12
かつてのおじさんの街・野毛は今
若者の街・女子の街へと進化中。
長年おじさんの街と呼ばれてきた野毛地区ですが、近年は若い世代の間でも野毛飲みが流行しているとか。地元のバーや居酒屋をひいきにする野毛女子も多く、女子会などを開いては盛り上がっています。
私も野毛女子の一人です
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永田商事(株)<横浜市中区> 永田 まり恵さん

日本全国津々浦々の街を訪ね、その街に住む人、そこで働く街の不動産店の皆様に聞いた「エリアのいちばん」を5つのテーマに分けてお届けする連載シリーズです。