腕利きDIYクリエイターたちが、バラエティ豊かなDIYアイテムを毎週お届けする、この連載。
今回スプンクさんが紹介してくれたのは、市販のテーブルスタンドを使った「木箱のガーデン」。広い庭がなくても、ベランダで手軽にガーデニングを楽しむことができるアイテムです。
スプンクさん「杉板で箱を作って、市販のテーブルスタンドに乗せるだけという、簡単だけど本格的に見えるDIY。高さ調整ができるテーブルスタンドを使えば、水やりも楽ちんですよ」
■用意するもの
テーブルスタンド（既製品）
杉板（長さ910mm×幅45mm×厚さ6mm）…1枚
杉板（長さ910mm×幅45mm×厚さ14mm）…5枚
ビス
ワトコオイル
取っ手
スプンクさん「ホームセンターによっては、木材のカットをお願いできるところも。作業工程1のカットまでお任せすれば、もっと簡単にできますよ」
■木箱のガーデンの主な作業工程
1.杉板をカットする
2.木工用接着剤で外枠を仮どめし、ビスで固定する
3.底板を並べ、仮どめしてからビスで固定する
4.ワトコオイルを塗る
5.ステンシルで文字を入れ、取っ手を取り付ける
それでは、スプンクさんのナビゲートのもと、作業スタートです！
1.杉板をカットする
スプンクさん「杉板をカットしていきます。厚さ14mmの杉板1枚を写真のK・Lのようにカットして、長さ408mmの杉板を2枚作ります。残りの5枚は半分にカットして、長さ450mmにします（写真のA〜J）」
2.木工用接着剤で外枠を仮どめし、ビスで固定する
スプンクさん「A・B（厚さ6mmのもの）、K・Lを組み立てて外枠を作ります。写真のように置き、木工用接着剤で仮どめします。ゆがまないように平らなところで作業してくださいね」
スプンクさん「仮どめしたボンドが乾いたら、ビスで固定します。今回は杉板の厚さに合わせて、極細ビスを使いました」
3.底板を並べ、仮どめしてからビスで固定する
スプンクさん「写真のように均等にすき間をあけて、底板を並べます。先ほどと同じように、木工用接着剤で仮どめし、ビスで固定します。慣れている人は、仮どめを省略しても大丈夫ですよ」
4.ワトコオイルを塗る
スプンクさん「3で作ったと箱と、テーブルスタンドにワトコオイルを塗っていきます」
5.ステンシルで文字を入れ、取っ手を取り付ける
スプンクさん「ワトコオイルが乾いたら、ステンシルでデザインにポイントをつけましょう。今回は、市販のステンシルシートを使って『G A R D E N – B』と文字を入れました」
スプンクさん「両脇に取っ手を取り付けて、テーブルスタンドに乗せたら完成です！」
マンションのベランダなど、狭いスペースでガーデニングを楽しみたい人にもぴったり。使わないときは、折りたたんで収納できるのも嬉しいポイントです。みなさんも、季節の花や多肉植物など、好みの鉢植えでベランダを彩ってみてください。
作品考案・制作・解説：スプンク スプンクです。インテリアやガーデングッズなどが得意です。 好きな素材は、木のモノ、紙のモノ、拾ってきたモノ、異素材を組み合わせたモノなど。 素材を本来とは違う用途で使う方法を考えるのも好き。 その辺に転がっているような何でもないようなモノを組み合わせて、何とかかわいいモノが作れないか？と実験しています。 HP：http://erisuke.wix.com/spnk
