腕利きDIYクリエイターたちが、バラエティ豊かなDIYアイテムを毎週お届けする、この連載。
今回スプンクさんに紹介してもらったのは、天井からつり下げるオブジェ「傘のモビール」です。お部屋で過ごす時間が多くなる梅雨の時期。かわいいオブジェを飾って気分転換しちゃいましょう!

スプンクさん「窓から風が入ってくるたびに、ゆらゆらと揺れる姿がかわいいですよ。自分の好きな色でたくさん作って、憂鬱な雨の日も楽しく過ごせますように!」
■用意するもの
丸く切った紙(直径10.5cm)…10枚
糸
デザインキャップ
針金(約17cm)
スプンクさん「紙や針金、キャップの色を変えることで、いろいろな雰囲気の傘を作ることができます。大きさをいろいろ変えてみると、飾った時に動きにリズムが出てくるのでオススメです」
■傘のモビールの主な作業工程
1.丸く切った紙を四つ折りにして、傘のパーツを作る
2.1を 10個貼り合わせ、傘の形にする
3.針金とキャップを取り付ける
それでは、スプンクさんナビゲートのもと作業スタートです!
1.丸く切った紙を四つ折りにして、傘のパーツを作る

スプンクさん「写真のような形を10枚分作ります」

スプンクさん「いったん半円の形に開いて、写真の位置に両面テープを貼り、再び折りたたみます。この時、両面テープは幅の細いものを使うのがオススメです。今回は5mm幅のものを使いました」

スプンクさん「貼り付けるとこんな感じ。これを10個作ります」
2.1を 10枚貼り合わせ、傘の形にする

スプンクさん「先ほど作った10個のパーツを、両面テープで貼り合わせていきます」

スプンクさん「10個すべて貼った後に、最初の部分と最後の部分を貼り合わせると……」

スプンクさん「傘の形になりました!」
3.針金とデザインキャップを取り付ける

スプンクさん「飾る時に糸を通せるように、針金の先端をラジオペンチなどで丸く曲げます。上から5cmのところに両面テープを巻き付けたら、紙のパーツの真ん中に差し込んで接着させます」

スプンクさん「このままでは上部がしっかり接着されていないので、木工用接着剤などで補強するとキレイに仕上がります。針金の下の部分を持ち手の形に曲げ、デザインキャップを取り付けたら完成です!」
写真のように、紙や針金の色を変えるだけで、まったく違う雰囲気の傘ができあがり!
いろいろな種類の傘をつるして飾れば、にぎやかでかわいらしいお部屋になりそう。みなさんも、ご自宅にある紙で試してみてくださいね!
作品考案・制作・解説:スプンク
スプンクです。インテリアやガーデングッズなどが得意です。
好きな素材は、木のモノ、紙のモノ、拾ってきたモノ、異素材を組み合わせたモノなど。
素材を本来とは違う用途で使う方法を考えるのも好き。
その辺に転がっているような何でもないようなモノを組み合わせて、何とかかわいいモノが作れないか?と実験しています。
HP:http://erisuke.wix.com/spnk