腕利きDIYクリエイターたちが、バラエティ豊かなDIYアイテムを毎週お届けする、この連載。
今回のテーマは、「ダイニングのテーブル周りに置く、DIY初心者向けのアイテム」です。お箸やフォーク、スプーンなど、ごちゃごちゃしがちなカトラリーをすっきり収納できる「カトラリーケース」をfogliaさんに作ってもらいました。

fogliaさん「靴下をリメイクして、ふたの部分にお箸を収納できるようにしたのがポイントです。種類ごとに分けてしまえるから、見た目もすっきり。かわいさも使いやすさも抜群です!」
■用意するもの
【材料】
ランチョンマット(34cm×45cm)
木製ボックス(長さ25.7cm×奥行9.7cm×高さ3.5cm)…2個
靴下(メンズサイズ25~27cmを使用)
蝶番(22mm)…2個
ねじ…8本
【道具】
裁ちばさみ
両面テープ
針
糸
強力両面テープ
ニードル
プラスドライバー
fogliaさん「今回は似た模様のランチョンマットと靴下を使いました。いろいろな柄のランチョンマットや靴下を組み合わせて、好みのデザインを見つけてみてください!」
■カトラリーケースの主な作業工程
1.ランチョンマットを半分に切り、1枚を木製ボックスの内側に敷く
2.もう1枚の端をとめ、靴下を縫い付ける
3.2の裏に強力両面テープを付け、木製ボックスに貼る
4.木製ボックスを重ねて蝶番でとめる
それでは、fogliaさんのナビゲートのもと、作業スタートです!
1.ランチョンマットを半分に切り、1枚を木製ボックスの内側に敷く
fogliaさん「裁ちばさみでランチョンマットを半分に切ります。2枚のうち1枚を木製ボックスの内側の大きさに合わせて折り、底に敷きましょう」
2.もう1枚の端をとめ、靴下を縫い付ける

fogliaさん「もう1枚は、木製ボックスの内側のサイズに合わせて折ったあと、端の部分を両面テープでとめます」

fogliaさん「靴下を裁ちばさみで切り……」

fogliaさん「裏返して切り口を針と糸でかがり縫いします」

fogliaさん「端をとめたランチョンマットに、針と糸で靴下を縫い付けます。靴下の履き口が左を向くように置き、上下だけ縫い付けます」
3.2の裏に強力両面テープを付け、木製ボックスに貼る
fogliaさん「2を裏返し、強力両面テープを付けて木製ボックスに貼ります。ケースのふたの部分になるので、開け閉めしても外れないように普通の両面テープではなく、強力両面テープでしっかりと固定しましょう」
4.木製ボックスを重ねて蝶番でとめる

fogliaさん「木製ボックスを重ねて端から4cmくらいの位置に蝶番を置きます。ニードルでねじ穴をあけてねじを入れ、プラスドライバーでとめていきます。左右2ヵ所を固定して完成です!」
お箸はふたのポケット、フォークとスプーンはボックスというように種類ごとに分けて収納できるので、どこになにがあるのか一目瞭然!
ふたが付いているので、テーブルや棚の上に置いてもほこりがかぶらないのも嬉しいですね。春先にはピクニックにも持っていけます。ぜひダイニングの便利グッズのひとつとして取り入れてみてください。
作品考案・制作・解説:foglia
fogliaです。フォーリアと読みます♪ イタリア語で「葉っぱ」という意味です。 ナチュラルインテリアが好きで、ハンドメイド生活をしています。 大掛かりなことはできないし、不器用だからガタガタでイビツなものもあるけど、 ハンドメイドは楽しい。ごくごく普通のおうちだし、全然おしゃれじゃないけれど、 それでもちょっと手を加えれば、少しは可愛くなったりする。 そんな楽しさを皆様にお届けいたします。
ブログ:http://ameblo.jp/12noru4/