腕利きDIYクリエイターたちが、バラエティ豊かなDIYアイテムを毎週お届けする、この連載。
今回は「トイレに置く、季節を感じるアイテム」をテーマに、chiakiさんに「トイレットペーパーハンモック」の作り方を紹介してもらいました。

chiakiさん「フックなどにひっかけて吊るすだけで、トイレットペーパーをかわいく保管できるアイテムです。麻ひもを使って、トイレの狭い空間でも夏を感じられるデザインにしてみました」
【道具】
はさみ
電動ドリルドライバー
chiakiさん「麻ひもを通せるように、貝殻には電動ドリルドライバーなどで穴をあけておきましょう」
■トイレットペーパー ハンモックの主な作業工程
1.麻ひもを12本カットし、リングに通して結ぶ
2.麻ひもを束に分けて4つ編みにする
3.隣り合う麻ひも2本を結び、ひし形の網を作る
4.好みの位置に貝殻を通して結ぶ
5.再びひし形の網を作り、先端を4つ編みにする
6.束をリングに通して折り、麻ひもで結ぶ
それでは、chiakiさんのナビゲートのもと、作業スタートです!
1.麻ひもを12本カットし、リングに通して結ぶ

chiakiさん「麻ひもを160cmの長さで12本カットします」


chiakiさん「12本の束を半分に折り、リングに通します。麻ひもの輪になった部分に、反対側の先を通してギュッと結びます」
2.麻ひもを束に分けて4つ編みにする

chiakiさん「半分に折って24本になった麻ひもを4本ずつ束にして、6束に分けます。6つの束をそれぞれ4つ編みにし、結び昆布のようにこぶを作って結びます」
3.隣り合う麻ひも2本を結び、ひし形の網を作る

chiakiさん「右隣の麻ひもと合わせて、先ほどと同様にこぶを作りながら結んでいきます。左端の1本は、単体で結んでください」

chiakiさん「麻ひもの網目がひし形になるように、次の段は1本ずらして結んでいきます。横一列同じ位置に結び目がくるようにすると、仕上がりがキレイですよ」
4.好みの位置に貝殻を通して結ぶ

chiakiさん「好きな位置に貝殻を結びます。麻ひも1本に貝殻を通し、1度結び目を作ります」

chiakiさん「右隣の麻ひも1本と束ねつつ、貝殻の結び目に合わせて結びましょう。貝殻を結ぶ位置は横一列にそろえず、ランダムに結ぶとバランスよく仕上がりますよ」
5.再びひし形の網を作り、先端を4つ編みにする

chiakiさん「ひし形が縦6列分ほどできたら、最初と同じように端から4本ずつ束にして結び、先端を4つ編みにします」
6.束をリングに通して折り、麻ひもで結ぶ


chiakiさん「6本の束をもう1つのリングに通して折り、麻ひもでぐるぐると巻いて結びます。余分な麻ひもをカットして、完成です!」
麻ひもと貝殻を使ったデザインが、夏にぴったりですね! chiakiさんによると、グリーンやヒトデ形の小物を一緒に飾ったり、麻ひもに写真やカードをクリップを留めたりするのもオススメだそうです。麻ひもを編み込む工程も楽しいので、夏休みにお子さんと一緒に試してみてください。
作品考案・制作・解説:chiaki
「8歳の男の子と6歳の女の子の二児の母です。
子育ての合間に、趣味のDIY・ハンドメイドやインテリア、主に流木や塩ビパイプ、100均アイテムのリメイクを楽しんでいます。素材選びや組み合わせなどアイデアを考えたり、欲しいと思うものを自分の手で形にできたりするのが楽しくて、DIYやハンドメイドを続けています!」
ブログ:http://ameblo.jp/rain0417/