腕利きDIYクリエイターたちが、バラエティ豊かなDIYアイテムを毎週お届けする、この連載。
今回は「ベランダに置く、季節を感じるアイテム」をテーマに、fogliaさんに「サンダルラック」を紹介してもらいます。梅雨や夏の夕立など、雨が多いこれからの時期にぴったりなお役立ちグッズです!

fogliaさん「雨が降ったあとでベランダに出ると、『サンダルに雨水が溜まっていて履けなかった』や、風が強い日には『サンダルが吹き飛ばされてしまった』ということはありませんか? このサンダルラックならサンダルを立てかけておけるので、そんなお悩みも解消できますよ」
■用意するもの
【材料】
板材(縦23.5cm×横333cm×厚さ2cm)…2枚
ステンレス金折(幅1.5cm×各辺3cm)…2個
ステンレスサドルバンド(75Aを使用)…2個
ステンレス皿タッピング…16本
好きな文字を印刷した紙
【道具】
ビニール袋
水性ペンキ(白・黒)
刷毛
チャコペーパー
マスキングテープ
鉛筆
筆
キッチンペーパー
ニードル
プラスドライバー
fogliaさん「私はフランス語で『La Reve Illusoire』(幻惑的な夢)と書いた紙を用意しました。印刷する言葉や書体は、好きなものを探してみてください!」
■サンダルラックの主な作業工程
1.板材に水性ペンキ(白)を塗る
2.板材1枚に文字を転写する
3.2枚の板材をステンレス金折で連結する
4.サドルバンドを取り付ける
それでは、fogliaさんのナビゲートのもと、作業スタートです!
1.板材に水性ペンキ(白)を塗る

fogliaさん「テーブルにビニール袋を敷き、板材2枚に水性ペンキ(白)を塗ります」
2.板材1枚に文字を転写する


fogliaさん「ペンキが完全に乾いたら、1枚の板材に文字を書いていきます。真ん中より少し下の位置にチャコペーパーと文字を印刷した紙を順に置き、マスキングテープでとめます。文字の上を鉛筆でなぞって、板材に文字を転写していきましょう」

fogliaさん「水性ペンキ(黒)を筆に取り、転写した文字をなぞっていきます。ペンキが完全に乾いたら、濡らしたキッチンペーパーで拭いて、チャコペーパーの跡を消しましょう」
3.2枚の板材をステンレス金折で連結する

fogliaさん「文字を書いていないほうの板材にステンレス金折をあて、ねじ穴にニードルを入れて下穴を開けます。プラスドライバーを使い、皿タッピングを取り付けましょう」

fogliaさん「同様にして、文字を書いたほうの板材もステンレス金折に固定します。テーブルの端を利用すると、垂直に取り付けることができますよ」
4.サドルバンドを取り付ける

fogliaさん「文字を書いていないほうの板材に、サドルバンドを置きます。ねじ穴にニードルを入れて下穴を開け、皿タッピングでサドルバンドを固定していきます。まずプラスドライバーで左右の皿タッピングをゆるめに締め、その後強く締め付けるようにして固定するときれいに取り付けられますよ」

fogliaさん「サドルバンドにサンダルを入れて、完成です!」

このように立ててかけておけば、雨が降ってもサンダルの中が濡れません。ベランダ用のサンダルだけでなく、洗った靴や雨の日のお出かけで濡れてしまった靴を乾かすのにも役立ちそうです! 梅雨の到来に備えて、今から準備しておきたいですね。
作品考案・制作・解説:foglia
fogliaです。フォーリアと読みます♪ イタリア語で「葉っぱ」という意味です。 ナチュラルインテリアが好きで、ハンドメイド生活をしています。 大掛かりなことはできないし、不器用だからガタガタでイビツなものもあるけど、 ハンドメイドは楽しい。ごくごく普通のおうちだし、全然おしゃれじゃないけれど、 それでもちょっと手を加えれば、少しは可愛くなったりする。 そんな楽しさを皆様にお届けいたします。
ブログ:http://ameblo.jp/12noru4/