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首都圏の価格定点調査、平均変動率プラス維持も小幅に/野村不動産アーバンネット

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野村不動産アーバンネット(株)は7日、2016年10月1日時点の首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」動向の調査結果を公表した。四半期ごとに実施している定点調査で、調査地点は住宅地が158地点、中古マンションが240地点。

首都圏エリアの四半期(7〜9月)の平均変動率は、住宅地価格は0.1%(前回0.3%)、中古マンション価格は0.1%(同0.3%)となった。エリアごとの平均変動率は、住宅地価格は東京都区部、埼玉、千葉でプラス、中古マンション価格は東京都区部、東京都下、埼玉でプラスとなった。

住宅地価格は、四半期比較で「値上がり」を示した地域が21.5%(同17.1%)、「横ばい」が69.6%(同81.6%)、「値下がり」が8.9%(同1.3%)と、「横ばい」が減少して「値上がり」「値下がり」が増加した。中古マンション価格については、「値上がり」が12.5%(同23.0%)、「横ばい」が74.2%(同72.0%)、「値下がり」が13.3%(同5.0%増)となり、「値上がり」が減少した。

年間ベース(15年10月〜16年10月)の価格変動率は、住宅地価格が1.3%、中古マンション価格が1.3%となった。

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