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首都圏中古マンション価格、5ヵ月連続上昇も上昇幅は鈍化/東京カンテイ調査

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 (株)東京カンテイは18日、2015年1月の三大都市圏中古マンション70平方メートル換算価格推移を発表した。同社データベースにあるファミリータイプ中古マンションの売り希望価格を行政区単位に集計。70平方メートル当たりに換算して算出した。

 首都圏は2,899万円(前月比0.1%上昇)で5ヵ月連続の上昇を記録。一方で上昇率は鈍化しており、ピークアウトの兆しも見える。地域別にみると、東京都3,953万円(同0.2%上昇)、神奈川県2,458万円(同0.7%上昇)、埼玉県1,846万円(同0.4%下落)、千葉県1,834%(同0.1%上昇)となった。東京が7ヵ月連続の上昇、神奈川、千葉が2ヵ月ぶりの上昇となった半面、埼玉はここ数ヵ月下落傾向を示している。

 近畿圏は1,825万円(同1.1%上昇)。主要エリアが総じて強含んでおり、全体をけん引した。大阪府は1,857万円(同0.8%上昇)、兵庫県1,768万円(同1.1%上昇)とどちらも1%前後の上昇幅となった。

 中部圏は1,520万円(同1.4%上昇)と4ヵ月連続の上昇。愛知県も1,594万円(同1.7%上昇)で、こちらも4ヵ月連続の上昇。愛知県では名古屋市内だけでなく豊田市や安城市でも上昇しており、圏域平均を押し上げた。

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