(株)東京カンテイは8日、2016年8月の主要都市圏・主要都市別の新築一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物ともに所有権の物件。
首都圏の平均価格は、3,521万円(前月比0.5%下落)と反転下落。今春頃から3,500万円を境に上下動を繰り返している。地域別にみると、東京都は4,567万円(同0.3%下落)、神奈川県は3,782万円(同0.9%下落)、千葉県2,909万円(同1.1%下落)、埼玉県3,125万円(同0.8%下落)と、全都県で下落した。
近畿圏の平均価格は3,009万円(同1.4%上昇)で、今年4月以来の3,000万円台。主要エリアでは、大阪府が3,236万円(同3.8%上昇)、兵庫県が3,041万円(同3.2%上昇)、京都府が3,249万円(同0.6%下落)となった。
中部圏の平均価格は2,918万円(同0.3%上昇)で、3ヵ月ぶりの上昇。愛知県では3,135万円(同0.7%上昇)。
福岡県は2,611万円(同1.5%上昇)だった。