(一財)日本不動産研究所(JREI)は28日、「東京23区のマンション価格と賃料の中期予測」を公表した。同研究所が、アットホーム(株)とケン・コーポレーションのデータを基に分析している「住宅マーケットインデックス」のデータを活用。2016〜20年および25年までの推移を予測した。
東京23区の新築・標準タイプ(専有面積40〜80平方メートル)のマンション1平方メートル単価推移予測は、16年95万9,000円、17年97万円、18年97万5,000円、19年97万7,000円、20年97万7,000円、25年95万5,000円となった。19年まで上昇が続くものの、上昇率は徐々に鈍化。20年をピークに、人口減少も始まることから徐々に下落傾向で推移すると予測した。
1平方メートル当たりの賃料は16年3,264円、17年3,271円、18年3,282円、19年3,295円、20年3,310円、25年3,370円と予測した。こちらは、上昇傾向が継続するとみられる。