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住まい購入、戸建て希望者の重視する条件は「耐震性」が55.3%/LIXIL住研調査

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 (株)LIXIL住宅研究所は18日、「住まいの購入」「住まいのリスク回避」に関する調査の結果を発表した。調査はそれぞれ1月8〜15日、1月15〜19日、既婚男女を対象にインターネットを通じて調査。調査対象数は「住まいの購入」は8,000人、「住まいのリスク回避」はその内「今後一戸建てを新築したいと思う」500人。

 現在の住まいは、「一戸建て(持ち家)」が53.0%。続いて「マンション(持ち家)」15.4%、「マンション(賃貸)」12.3%となった。

 一戸建てに居住する4,240人に「今後の住まいをどうしたいか」聞いたところ、「将来、リフォームして住み続けたい」が24.5%、「将来、建て替えて住みたい」が8.9%、「現在と別の場所で一戸建てを新築したい」が7.7%となった。

 今後一戸建てを建てたいと思っている人2,197人(現在と別の場所に新築するを含め)が、「重視する土地の条件」(複数回答)については、67.8%が「交通や商店へのアクセス、通勤・通学などで利便性の高い土地」と回答。続いて「地震による液状化や地盤沈下のない硬い地盤の土地」が52.8%、「大規模延焼や洪水、がけ崩れなどのリスクが少ない土地」が51.8%となった。

 将来一戸建てに住むことを希望している3,616人に「重視する条件」(複数回答)を聞いたところ、「耐震性が高い」が55.3%、「省エネ面で優れている」が52.0%、「庭や駐車スペースなどが十分確保できる」が50.7%となった。

 「住まいのリスク回避」に関する調査では、確認したい「土地の安全性」(複数回答)については「大雨の際の洪水や浸水」が64.2%、「地震の際の液状化」が62.8%、「がけ崩れ」が56.8%。
 「災害対策で住宅に欲しいもの」(複数回答)は「地震に強い構造」65.2%、「電気・ガス・水道などのライフラインが確保できる設備」63.8%の順に。「導入しようと思わない設備・危機」(複数回答)は「浸水しにくい設備・機能」12.3%がトップとなり、災害対策の設備・機能を導入しない理由は「高価だから」が62.8%でダントツで1位となった。そのほかは「そのような機能を住宅に導入できることを知らなかった」24.1%、「あまり効果があるように思えない」22.8%が続いた。

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