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外国人が「最も住み働きたい都市」のトップ3は、「東京」「ニューヨーク」「シンガポール」/不動産協会調査

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(一社)不動産協会はこのほど、「外国人ビジネスパーソンの都市・オフィス・居住環境に関するニーズ調査」結果を発表した。東京都および神奈川県に立地する外資系企業、国内企業に勤める外国人ビジネスパーソンを対象に、住み働く都市としての東京の評価や、仕事・生活、住まい・居住環境ニーズや課題について調査。223の有効回答を得た。調査期間は6月5〜19日。

「世界で最も住み働きたい都市」の評価軸について尋ねたところ、「生活環境・居住環境が良い」(49.3%)、「文化、観光、レジャー、自然環境を重視」(46.2%)、「ビジネスの市場規模が大きい」(39.9%)が上位を占めた。
「最も住み働きたい都市」の上位3都市は、「東京」「ニューヨーク」「シンガポール」。東京の評価は、「オフィス環境が良い」「生活環境、居住環境が良い」「新しい都市開発のダイナミズムがある」などの項目で、ニューヨークと比べても遜色ない評価を得た。一方、「世界の中心、最先端の情報や価値が集まり生まれる」という項目では、他の2都市と比較して大きく劣っているとの結果に。

住み働くまちとして東京の魅力を高めるための方策については、「地震等の災害時にも、業務の継続や家族等の安否の確認が速やかにできること」(57.4%)、「外国人の生活をサポートするコンシェルジュ機能(相談サポート)が充実すること」(43.9%)、「都心部でNYセントラルパークのような大規模な公園・憩いの場を整備すること」(33.6%)などが上位となった。

オフィス環境・オフィス周辺環境に関するニーズでは、「免震・制震等の耐震性能の高さ」や「停電時の電力供給(自家用発電機の設置等)や防災備蓄等、優れた防災体制・バックアップ体制の充実」が、特に重視されており、いずれも比較的高い満足度を得ていた。

住宅に対する満足度は、「非常に満足」が9.9%、「満足」が35.9%、「やや満足」が37.2%。これらを合わせると8割超となり、「不満足」と回答した外国人は少ないことが分かった。

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