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千葉・幕張のアウトレット、新棟追加でグレードアップ/三井不他

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新設された第3期棟

新設された第3期棟

第1期棟のJR京葉線「海浜幕張」駅側のエントランス部分の開放感を向上させるために、モニュメント撤去・ブリッジ移設を実施し、合わせて右手にオープンカフェ「メゾンカイザー」をオープン

第1期棟のJR京葉線「海浜幕張」駅側のエントランス部分の開放感を向上させるために、モニュメント撤去・ブリッジ移設を実施し、合わせて右手にオープンカフェ「メゾンカイザー」をオープン

第3期棟の3階には、来訪者の声を反映して、イタリアン・ピッツェリアの「PIZZERIA32」(写真)を含め、3店舗を誘致

第3期棟の3階には、来訪者の声を反映して、イタリアン・ピッツェリアの「PIZZERIA32」(写真)を含め、3店舗を誘致

外貨両替機(写真)の設置や館内サインの多言語対応(4ヵ国・5言語対応)、パスポート提示による割引キャンペーンの実施など、外国人観光客向けのサービスを拡充

外貨両替機(写真)の設置や館内サインの多言語対応(4ヵ国・5言語対応)、パスポート提示による割引キャンペーンの実施など、外国人観光客向けのサービスを拡充

 三井不動産(株)と三井不動産商業マネジメント(株)は、「三井アウトレットパーク 幕張」(千葉市美浜区)を14日にグレードアップオープンする。10日にマスコミ向けに施設全体を公開した。

 2000年10月に「ガーデンウォーク幕張」として2階建て・全56店舗で開業した同施設は、05年4月に2階建ての第2期棟(スタート時店舗数は56)が完成。今回3階建ての第3期棟(同28店舗)がオープン。合わせて既存棟の大規模リニューアルも実施した。グレードアップ後の合計敷地面積は約2万2,100平方メートル、店舗面積は約2万2,700平方メートル、店舗数は137。

 今回のグレードアップでは、第1期棟に「FLOWER」、第2期棟に「PARK」、第3期棟に「SEA」とデザインコンセプトを設定し、施設環境を演出。第3期棟は、既存棟とブリッジで接続し、高い回遊性を確保している。なお、屋外型施設での3階建ては、同社初。

 アパレルブランド「ANGLOBAL SHOP」やドラッグストア「マツモトキヨシ OUTLET」などアウトレット初出店を含む新規出店57店舗、移転リニューアル34店舗が出店。「ショッピングの合間にお茶や食事ができる場所を」という来訪者の声を受け、3棟3階に3店舗の飲食店を誘致。さらに、第1期棟のJR京葉線「海浜幕張」駅側のエントランス部分の開放感を向上させるために、モニュメントの撤去とブリッジの移設をするとともに、オープンカフェを設置し、開放感を強化した。

 その他、既存棟でエスカレーターの増設や駐輪場の新設、トイレのリニューアルなど施設設備をさらに充実させたほか、館内サインの多言語対応(4ヵ国・5言語対応)や外貨両替機の新設、パスポート提示による割引キャンペーンの実施など、外国人観光客向けのサービスを拡充させている。
 
 三井不動産(株)常務執行役員商業施設本部長の石神裕之氏は、「大阪の鶴見にアウトレット施設第1号をオープンさせてから、今年で20周年を迎えた。今月16日には、北陸エリア初のアウトレットモール『三井アウトレットパーク北陸小矢部』がオープン、海外でも11年の『杉井アウトレット広場寧波』、今年5月の『三井アウトレットパーククアラルンプール国際空港セパン』と実績を重ねてきている。今後も国内外で末永く愛される施設開設・運営を目指していきたい」と語った。

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