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新築戸建の成約価格、再びマイナスへ/アットホーム調査

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 不動産情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社のネットワークにおける2015年3月期の首都圏新築戸建・中古マンションの登録価格、および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て9,550件、中古マンション926件。成約物件が新築戸建て2,617件、中古マンション732件。

 新築戸建ての平均登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,267万円(前年同期比1.1%下落)と8ヵ月ぶりにマイナスとなった。成約価格も1戸当たり3,225万円(同1.1%下落)と再びマイナスに。東京23区で低価格物件の多い城東エリアの成約が伸び、平均価格が3ヵ月ぶりにマイナスとなったこと、また、成約の3割弱を占める神奈川県で郊外エリアの成約増が続き5ヵ月連続のマイナスとなったことなどがその要因。

 一方、中古マンションの平均登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,342万円(同2.6%上昇)と再びプラスに転じた。
 成約価格は、1戸当たり2,465万円(同12.8%上昇)と15ヵ月連続のプラスとなり、二ケタの上昇は3ヵ月ぶり。なお10ヵ月ぶりに全エリア(東京23区、東京都下、神奈川、埼玉、千葉)での上昇ともなった。成約の4割超を占める東京23区では、高額物件の多いエリアの成約が堅調に推移。4,000万円以上の物件割合が2ヵ月連続で2割を超え、平均価格は2ヵ月連続で3,000万円を上回った。また、1平方メートル当たりの成約価格も40万4,500円(同8.1%上昇)と4ヵ月連続で上昇した。

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