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小田急電鉄との初の共同事業、「代々木上原」駅前で複合施設竣工/UDS

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「NODE UEHARA」外観

「NODE UEHARA」外観

キッチンも備えているシェアオフィススペース

キッチンも備えているシェアオフィススペース

地下1階のレストラン

地下1階のレストラン

 UDS(株)は、小田急電鉄(株)と初の共同開発物件「NODE UEHARA」を竣工。27日のオープンに先駆け、23日報道陣に公開した。

 2015年2月に小田急電鉄の子会社となっており、小田急沿線の不動産の有効活用を通じた沿線活性化事業を展開。「ライフスタイル型提案プロジェクト」として、新宿・町田といった大規模商業地や世田谷地区など良質な住宅地、箱根・湘南などの観光地といったバラエティに富んだ同沿線の各地域の特色を生かした住まいを提案していく。多様化した住まい方やライフスタイルへのソリューションとして、UDSが基本、企画・設計・運営等を担当する。同物件は同プロジェクトの初弾。

 敷地面積308.34平方メートル、延床面積812.84平方メートル。鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建ての複合施設。小田急線「代々木上原」駅前に立地。地下1階はグリルレストラン、1階はカフェとグローサリーショップ、2〜3階は単身者やDINKS向けでSOHO利用も可能な賃貸住宅9戸、4階はシェアオフィスとなっている。また屋上にはルーフテラスを設け、入居者向けの共用部としている。

 代々木上原エリアは、近年「食」のまちとして話題になっていることから、「住まう」「働く」「集う」「つながる」をテーマに「食とつながりのある暮らし」をコンセプトに設定。賃貸住宅はワンルームタイプでは希少性の高い充実したキッチン設備や収納などを導入している。専有面積27〜68平方メートル、賃料は12万8,000円〜30万2,000円。単身者を中心にすでに満室となっている。オフィスの募集開始時期および利用料は未定だが、定員20人程度を予定している。
 商業・住宅ともに同社が運営していくことで、共用スペースへのケータリングサービスや食に関するイベント開催といった施設全体でのコミュニティ形成を促進していく。

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