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新宿南口の複合ビルを着工/三菱地所

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三菱地所(株)は、日本製粉(株)、ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)と共同開発となる「(仮称)新宿南口プロジェクト(千駄ヶ谷五丁目北地区第一種市街地再開発事業)」(東京都渋谷区)を6月に着工する。
同プロジェクトは、旧耐震基準の老朽化建物3棟((旧)新宿パークビル、(旧)日本製粉本社ビル、(旧)日本ブラウンズウィックビル)を1棟のビルに建て替えるもの。JR「新宿」駅徒歩5分。地下鉄「新宿三丁目」駅徒歩6分。「新宿」駅南口の駅前エリアで、明治通り沿いに位置する。
地区面積は約0.5ha、敷地面積は約4,138平方メートル、延床面積は約4万4,100平方メートル。建物は鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)地上16階地下2階建て。高さ約80m。1〜3階は商業店舗、4〜16階はオフィスとなる。オフィスの基準階は天井高2,800mm、専有面積約560坪の整形なフロアプレートで、非常用発電施設により共用部、専有部双方への72時間の電力供給を備える。
「新宿」駅南口からは、既存のデッキを延伸させ3階部分を接続。駅からの直線動線を確保する。さらに隣接する「アグリスクエア新宿」と一体となった広場を新設するなど、賑わいと交流の場を創出していく。また、地域防災機能の強化・充実にも注力し、3階オフィスロビーを、帰宅困難者を受け入れる一時滞在施設として開放するほか、防災備蓄倉庫なども整備する。
15日の事業説明会で、三菱地所の都市開発二部長・小張貴史氏は、「当社は丸の内エリアで、面的な開発を行なっており、そこでのノウハウを活用していきたい。当建物でも2階に地域貢献施設を整備する予定。地域と一体となり、まちの賑わいに寄与するとともに魅力を向上させていく」などと話した。
竣工は2019年8月の予定。

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