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東京・竹芝地区で官民連携によるまちづくりを推進/東急不、鹿島建設

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「都市再生ステップアップ・プロジェクト」イメージパース

東急不動産(株)と鹿島建設(株)は29日、竹芝地区で計画中の「都市再生ステップアップ・プロジェクト」(東京都港区)の概要を発表した。

計画地周辺の竹芝地区は、羽田空港へ直結する「浜松町」駅、海の玄関口である竹芝ふ頭、ゆりかもめ「竹芝」駅に近接し、国際競争力の高いビジネス拠点の形成が期待されるエリア。複数の都有地を約70年間の定期借地により有効活用するもの。敷地面積約1万5,600平方メートル内に、地上39階地下2階建ての業務棟(A街区)と、地上21階建ての住宅棟(B街区)を開発する。

同プロジェクトでは、東京都立産業貿易センターの建て替えを民間施設との合築により行なうことで、官民連携の新たな産業振興と賑わいの創出を図る。また、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)と、国内外トップ大学の連携による共同研究機関を設立。日本のコンテンツ産業の国際競争力強化や産業育成、海外進出等に貢献していく。さらに、浜松町方面と、海岸通りや首都高速道路で分断されている竹芝地区を歩行者デッキで結ぶことにより、エリア全体を回遊する歩行者ネットワークの強化を図る。

開業は、住宅棟が2017年度、業務棟が19年度の予定。なお、今後は、東京圏の国家戦略特別区域の特定事業として、内閣総理大臣による認定を受けるための手続きを進めていく考え。

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