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日本人の好きな魚ツートップは? お祝いに食べたい魚はやっぱり“定番”のあれ!

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(OVO オーヴォより)

寿司に天ぷら、そして、鍋物・・・。魚を素材にした料理を好きな人は多い。マルハニチロが、月に一回以上魚を食べる全国の20歳〜59歳の男女1,000人を対象に実施した「マグロと魚料理に関する調査2016」によると、好きな魚は「サケ」と「マグロ」がツートップとなった。

サケは62%、マグロが54%の人がそれぞれ挙げているが、サケはふだんよく食べる魚においても78%で1位となっており、日本人に一番なじみが深い魚といえそうだ。ちなみに、好きな魚の3位以下は、サンマ、サバ、ウナギで、ふだんよく食べる魚の2位以下は、サバ、サンマ、マグロ、アジの順となった。サケは、和洋問わずいろいろな料理に使われるほか、骨もとりやすいことが人気の理由なのかもしれない。

これが、お祝いなど特別な日に食べたい魚となると、タイが50%でトップとなり、2位のウナギを14ポイント引き離した。そのほか、マグロ、フグ、ノドグロと比較的値が張る魚が上位にランクイン。タイは「めでたい」につながる、日本では定番の“お祝い”の魚だが、昔同様、祝いの場面で好まれているようすがうかがえる。

「よく食べる」、「好き」、「特別な日」と3つの質問ですべて5位までにランクインした魚はマグロだけ。マグロに対するイメージとして、半数近くの人がDHAがとれることを挙げており、健康的であることも支持される背景にあるようだ。

マグロについてもう少し聞くと、マグロ三昧の旅やデートをするならどこの有名産地や漁港がいいかとの質問で、ダントツの1位になったのは青森県の大間。マグロといえば大間という人が多いようだ。さらに、大間とともに、2位、5位に北海道の松前、戸井がランクインするなど、遠洋よりも、津軽海峡のマグロの人気が高くなっている。

さて、好きな魚料理について聞いてみよう。トップは刺身で75%、僅差の73%で寿司が続いた。3位は焼き魚の51%で、日本人は生で新鮮な魚を食べるのが好みのようだ。魚料理を食べるグルメ旅行に行きたい先では、北海道、石川県、富山県の順となり、北海道や北陸地方が人気。北海道では、「海鮮丼」や「すし」のほか、「サケのちゃんちゃん焼き」や「イクラ丼」、「ホッケの塩焼き」、石川県ではノドグロ料理、富山県では寒ブリ料理、白エビ料理などが食べたい料理として挙げられている。

魚料理では地域の特色があるが、“お国自慢”の郷土料理として、青森県「タラのじゃっぱ汁」、茨城県「アンコウ鍋」、神奈川県「シラス丼」、新潟県「サケののっぺ汁」、愛知県「ウナギのひつまぶし」、兵庫県「イカナゴのくぎ煮」、広島県「カキの土手鍋」、高知県「カツオのたたき」、福岡県「ごまサバ」、沖縄県「グルクンの唐揚げ」──等々、聞くだけで食べたくなる料理が挙げられた。

年明けになると、魚に関連したニュースで毎年話題となるのが、マグロの初競り。とんでもない値段を付けることでも有名だ。そこで、この初競りでマグロを落札しそうな芸能人の名前を挙げてもらったところ、1位は「梅宮辰夫さん」、2位「松方弘樹さん」、3位「北島三郎さん」と、“いかにも”連想されそうな芸能界の大御所がトップ3に。来年の初競りはいくらで落札されるのか、今から興味津々だ。

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