(OVO オーヴォより)

夫や父親が「ガンダムの話になると止まらない」という人はいないだろうか? 現在の40〜50代がアニメ「機動戦士ガンダム」を少年時代に見て育った「ガンダム世代」だが、続編や再放送も多く、ファン層は幅広いという。ガンダム世代がよく口にするのが「ガンダムは男のロマン」というフレーズだ。
そんな「ガンダム」と日本の伝統芸能「落語」の初のコラボレーションが実現。サンライズ(東京)が運営するガンダム情報公式サイト「ガンダムインフォ」内の特設ページで、ガンダム落語「らすとしゅーてぃんぐ」を2月28日から公開している。
日本を代表する二大大衆文化を現代のセンスで融合させて、新たな芸能にまで高めていこうという試み。話の題材は落語界の名作「大工調べ」。江戸の世界にガンダムの主人公たちが絡み合う。長屋の家賃を滞納した大工のヨハロウ、そしてそれをかばう棟梁のアムロウ。彼らを迎え撃つのは穀物問屋のジオン家の旦那赤い半纏のシャア。そんな彼らを納めるお奉行様のララ。結末はいかに! 落語界の鬼才・立川志らくの築いたガンダムの世界観は、ガンダムファンも落語ファンも必見!