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超高級ビール「〜ザ・プレミアム・モルツ〜 マスターズドリーム」  販売好調の理由は何?

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(OVO オーヴォより)

サントリービールの“スーパープレミアムクラス”ビール「〜ザ・プレミアム・モルツ〜 マスターズドリーム」の販売が好調だ。同社は、2015年販売計画を、発売当初の70万ケースから約1.6倍の110万ケースに上方修正した。これは、3月の発売以降、3−5月の累計販売数量が当初計画の約2倍と好調に推移していることを受けての対応。好調の理由としては、コンビニエンスストアにおける販売数量が当初計画比2.2倍になっていることが大きいようだ。また、ギフト販売数量も計画比約2倍と好調な滑り出しだという。

では、なぜこれほどまでに売れているのだろうか。ひとつの仮説として、「超高級品」がコンビニで手軽に買える態勢を整えられたことがやはり大きかったのではないだろうか。「〜ザ・プレミアム・モルツ〜 マスターズドリーム」は、“醸造家の夢”という日本語の副題からもわかるように、ビールの作り手が、飲む人の心を震わせたいとこだわり抜いて完成させた極上の逸品。通常、そういうスーパープレミアムなビールは、数量限定だったりギフト限定だったりプレゼント賞品だったりすることが多く、存在を知っていたとしても出会う機会は少ないもの。それが、毎日のように利用するコンビニに置いてあれば、今日一日頑張った自分へのご褒美に、あるいはささやかな贅沢として、気軽に手に取りたくなるはずだ。

だが、もちろん一度手に取ったとしても、味わいが気に入らなければ次はない。これほど売れているというのは、やはりうまいからだ。醸造家が目指したのは「幾重にも広がる多重奏なうまさ」。コク、苦み、甘み、香り、余韻がハーモニーを奏でるオーケストラのような多重奏のうまさが、しっかり飲んだ人に伝わったということだろう。

この好調を受けて、同社では利根川ビール工場に加え、新たに京都ビール工場での生産開始を決定。また、2015年料飲店取り扱い店数の計画2,000店も5月末時点で達成したことから、同計画を1.5倍の3,000店に上方修正するという。さらに、2015年中元期の「〜ザ・プレミアム・モルツ〜 マスターズドリーム」のギフトラインナップとして、想定価格3千円クラスや5千円クラスに加え、ビールギフトとしては業界初となる1万円クラスも発売。売れ筋の3千円クラスは出荷も好調だという。

「超高級」なビールといっても、305ml瓶で300円ちょっと。このうまさを試してみない手はない。発泡酒や機能性ビールばかり気にしていて気がつかなかったという人は、いますぐ最寄りのコンビニで探して味わってみてはどうだろう。

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