(OVO オーヴォより)

4月24日に作家・宮部みゆきの最新単行本「過ぎ去りし王国の城」(KADOKAWA)が発売されるが、そのカバーイラストがなんと黒板アート! 文字通り、白いチョークで黒板に描いた絵だ。それだけでも非常に珍しいが、その絵を描いたのが現役女子高校生だからさらに驚き! 黒板にチョークというと落書き程度しか思い付かないが、ハンドルネーム“れなれな”で知られるこの女子高生の黒板アートは、細かい線をいくつも重ね、白の濃淡で立体感を出し、まるで白黒写真のような出来だ。とてもチョークで描かれたものとは思えない。
本のカバーではヨーロッパの古城をイメージした絵を6時間!かけて制作したが、このれなれなさん、今年1月にディズニー映画「アナと雪の女王」の1場面を黒板アートで描いたことから知られるようになった。アナ雪の画像がTwitter上にアップされると、50,000回以上リツイートされ、「この絵を描いたのは誰?」と話題になった。そしてその絵を見たKADOKAWAのスタッフが「宮部さんの新作のイメージにぴったり」と今回の絵の執筆を依頼し、黒板アートのカバーイラストが誕生することになった。れなれなさん、今後も活躍が期待できそう〜。
■れなれな プロフィール
幼稚園から絵を描くことが大好きで、高校で美術部に所属していた女子高生。趣味は、油絵・水彩・シャーペンイラスト・黒板・女の子と猫とジブリと邦ROCKとベースと任天堂。