(OVO オーヴォより)

義理人情のニッポン文化は健在のようだ。マクロミル(東京)が、バレンタインにチョコを買う予定のある働く女性に、その予算や渡す相手について聞いたところ、もっとも予算が高かったのは「仕事関連の義理チョコ」で2,499円だった。次いで「自分へのご褒美チョコ」が2,303円。本来主役のはずの「本命チョコ」にかける予算は2,074円で、なんと3位だった。“チョコ予算”から見たバレンタインは、恋愛よりも仕事重視の“義理”の世界らしい。チョコ購入率自体は81%。平均予算は「4,986円」で、2年前より831円アップしているから、仕事場の男性陣は期待できそうだ。
もっとも、「本命」をおろそかにしているわけじゃない。チョコを買う人の中でも、手作りもする派が4割ちかく。そのうち85%が、本命にあげるチョコは「味」重視と回答。高額なチョコより、おいしい手作りが本命の元へ届くらしい。