(OVO オーヴォより)

毎日当たり前のように使っている日本語。でもだからこそ、よく分からないまま、何となく使ってるものもあって、子供や外国人に「どうして?」と聞かれると答えに詰まることも多々。そんなあなたにぴったりの本が出た。『日本人ですが、ただいま日本語見習い中です!〜言葉を愛する辞典編集者の毎日〜』(学研教育出版)。「にっちもさっちもいかない」「しらふ」「こけにする」の漢字が分からない人は、「日本人ですが、漢字が読めません」をよく読もう。「辛党」は辛い物が好きな人のことだと思っている人、冷笑と失笑の違いがあいまいな人、自己陶酔型の人のことを「ナルシスト」と呼ぶと思い込んじゃってる人も、「間違えて使うと大恥の日本語」や、「その外来語、外国人にもわかりません」を読んでおいた方がいい。
言葉は生き物。使われているうちに語源から離れ、新しい表現が生まれるネオロジズムは万国共通だが、日本人なら、日本語くらいは「見習い」を卒業しておいた方がいいかも。
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