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電子マネーは年代で利用カードが異なる傾向に 少額繰り返しチャージがトレンド!?

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(OVO オーヴォより)

今や生活に欠かせなくなった電子マネー。日銀が2月に発表した電子マネーの決済金額は初めて5兆円の大台を超えた(2016年1月〜12月累計)。ソフトブレーン・フィールド(東京)が男女4,458人のアンケートモニターを対象に実施した「電子マネーに関する調査」によると、6割以上にあたる2,804人が普段買い物の手段として「電子マネーを利用する」と回答している。

普段利用する電子マネーについて聞くと、PASMOやSuicaなどの「交通系」が24.7%、「nanaco」が僅差で24.0%、「WAON」が23.3%で流通系が続き、「楽天Edy」が15.7%、「iD」が4.4%という結果に。年代別でみると、20代は「交通系(43.8%)」、30代は「WAON(26.0%)」、40代は「nanaco(25.8%)」、50代は「交通系・nanaco(ともに24.8%)」、60代以上は「交通系(26.1%)」と世代によって、利用されるカードが異なる傾向があることがわかった。

また、電子マネーの利用種類は「2種類」が33.7%で最も多く、「3種類」が25.2%となり、2種類以上を使っている人の合計は7割を超えている。利用者は、生活スタイルや場所、業態、貯めるポイントによって電子マネーの使い分けをしている様子で、乗車券としての利用(鉄道 41.9%/バス 24.6%)を除く利用場所は「コンビニエンスストア」が79.8%、「スーパー(54.9%)」や、「ドラッグストア(30.5%)」、「ファミリーレストラン(23.5%)」の順だった。

電子マネーの利用頻度は、「週に1〜2回」が37.6%でもっとも多く、「ほぼ毎日利用(13.5%)」、「週に3〜4回(24.2%)」と合わせると、8割近くが週に1回以上利用している。一方、1回あたりのチャージ金額は「1,000円〜3,000円未満」が61.3%で半数以上を占め、月額の利用料金は約7割が、10,000円未満という結果で、少額のチャージを繰り返している人が多いようだ。

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