(OVO オーヴォより)
バーベキューと言えば、キャンプ場や、近場でも河原などで行うイメージが強いが、トレンド総研が行った調査によると、自宅の庭やベランダで行う人が多いことがわかった。
調査に答えたのは、過去1年以内にバーベキューをしている20〜40代の男女500人。昨年行った回数を聞くと平均で2.3回行っている。バーベキューの場所で、トップの「自宅の庭・ベランダなど」(33％)に続くのは、やはり“定番”である「キャンプ場」（30％）だが、「友人宅の庭・ベランダなど」（23％）、「近場の公園」（22％）が「河原」（21％）、「海岸」（16％）などを上回っている。
今回の調査結果でわかったのは、最近の日本のバーベキューのスタイルは、定番のアウトドアタイプの“アメリカ式”ではなく、遠出をせず気軽に手近な場所で楽しむ“フランス式”が多い点だろう。
フランス式バーベキューの大きなポイントは、（1）遠出をせず自宅の庭・ベランダや、近所の公園で行う（2）肉や野菜が焼ける前に、アペタイザー（食前酒や前菜）を用意し、彩りや味を楽しむ（3）ワインをお伴に、長時間ゆったりと過ごす──手軽なレジャーを好む日本人のニーズに合っているイメージがある“フレンチBBQ”。今度のトレンドになっていく予感をさせる。
