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いまや“愛を告白する日”は極めて少数派? 移ろいゆくバレンタインデーの意義

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(OVO オーヴォより)

あなたにとってバレンタインデーとはどんな日ですか?

まだ1月と思っていても、ボヤボヤしていると、年に一度のドキドキしちゃうバレンタインデーがすぐにやってくる。以前からいわれているような“愛を告白”するイベントなのか。一般社団法人日本ホームパーティー協会(東京)が「バレンタイン&ホワイトデー」の実態調査を行った。

最初に、ズバリ「あなたにとってバレンタインデーとはどんな日ですか?」と聞いたところ、「好きな人に告白する日」と答えたのはわずか8%! 回答として多かったのは、「恋人や配偶者に愛を伝える日」(52%)、「お世話になっている人に感謝を伝える日」(33%)、「コミュニケーションを深める日」(29%)と、どうもバレンタインデーは愛を“告白”するのではなく“確認”する日になっている。「愛を告白する日」というのは過去の遺物みたいになってしまったようだ

さて、「感謝を伝える」、「コミュニケーションを深める」という回答が多いとなると、“義理チョコ”ももらう喜びが大きくなってくる。その贈り先はというと、圧倒的に多いのが「仕事、バイト先の上司、仲間」(65%)だが、28%の女性が「女友達」にも義理チョコを贈っているとか。自分にプレゼントを贈る人も15%いた。

その義理チョコ、「義理でももらえればうれしい」と答えた男性は約63%! ただし、もらっても1か月後に控えるホワイトデーが心配のタネになるようだ。「ホワイトデーのお返しで悩むことは何ですか?」という質問に、「何をお返しすれば良いのかわからない」が46%、「予算の相場がわからない」、「相手の趣味がわからない」が、いずれも21%という結果になっている。悩んでいる男性が多いということは、贈れば、ちゃんとお返しがあるゾ!

ところで、ホワイトデーのお返しについては、男女の意識差が多いようだ。お返しでの“好感度”を意識した金額は、男性が「同額レベル」、「2倍レベル」がともに50%だったのに対し、女性側からは「3倍レベル」、「4倍レベル」という回答が加わり、「同額レベル」、「2倍レベル」と答えたのはそれぞれ30%にとどまっている。女性からの好感度を上げるためのハードルは、男性が思っているより高いのだ。

以前とはすっかり変わってきたバレンタインデーの“あり方”。最近では女性だけで集まるバレンタインデーの女子会もおなじみだ。そこで、「バレンタインデーにホームパーティーを開くならやってみたいことは?」という質問をすると、46%と半数近くが「各自でオススメのチョコを持ち寄る」と回答。次いで「チョコレートフォンデュ」が約40%、「プレゼント交換」も約28%、「チョコレート作り」や「チョコ以外のお菓子作り」も同率の16.7%で、今後は女子だけでワイワイするバレンタインデーがトレンドになっていくかも。

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