(OVO オーヴォより)

災害が起きると、芸能人の支援活動が報じられるけど、あなたの印象に残っているのは誰の活動? テクノプロ・コンストラクション(東京)が首都圏(一都三県)に住む20歳〜69歳の男女2,000人を対象に実施した「防災意識に関する調査」によると、芸能人の災害支援に感化されたことがある人は5割以上におよんだ。一番多かったのは熊本地震における呼びかけが注目されたSMAPの中居正広さんだったが、何と2位はあの人だった。
まず、直下型地震が起きるとの懸念がある首都圏に住んでいる人に、自分の身に起きうると感じる災害を聞くと、トップはやはり地震で91.3%。ついで、台風が77.9%、ゲリラ豪雨・集中豪雨が74.3%となった。今年は、熊本地震や東北地方の台風上陸など大きな災害があったが、それらを他人事と思っていない様子がうかがえる。
熊本地震では、芸能人、有名人の支援活動が目を引いたが、それらについてどう思っているのだろう。これまで有名人の行った災害支援を見聞きして、気持ちが動かされたことがあったか質問すると、過半数の53.4%の人が「あった」と回答。有名人の活動に“売名行為”との批判が出るケースもあるが、一方で、感化されて自らも災害支援の行動を起こしたりした人もいるのではないだろうか。
そこで、誰の行動に気持ちが動かされたかを自由回答形式で聞いたところ、最も多かったのは「中居正広さん」(287人)。熊本地震後に放映された「SMAP×SMAP」における中居さんの義援金の呼びかけが印象に残っているのだろうか。そして、2位になったのは、「江頭2:50さん」(212人)。芸風からは意外な感じがするかもしれないが、江頭さんが東日本大震災後、福島県いわき市に救援物資を送り続けたのは知られている話。これに感化された人が多いようだ。
一方、“災害時に一緒にいたら頼りになりそう”な有名人は誰かを自由回答形式で聞いたところ、1位は「武井壮さん」(105人)だったが、2位は「中居正広さん」(101人)、3位は「江頭2:50さん」(60人)と、この2人はこちらでも上位にランクインした。