誹謗・中傷はSNSが6割  ルールやマナーは教わらず

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(OVO オーヴォより)

交流のツールとしてかなり便利なSNS。だが、生の相手と対面していないという微妙な“距離”が、安易な誹謗、中傷の言葉を生んでいるのも確かだ。「ネットおよび携帯電話/スマホのマナーに関する調査」(MMD研究所)で、ネット上で自身や知人の誹謗・中傷をみたことがある人のうち、約6割は、「SNS」上で、最多だったことが分かった。

「小・中・高校生のころ、自分自身や友人・知人がネット上で誹謗・中傷されているのを見たことがある」のは、10代で30.7%、20代22.7%、30代4.9%。だが、ネット利用のルールやマナーについて、10代の23.6%、20代の28.3%、30代の47.1%は「特に誰からも教わらなかった」と回答している。その結果、多くの人が、ネットやスマホのルールは小学生の時から必要だと考えていることも分かった。

もっとも、ネット上であれ対面であれ、“対人”コミュニケーションであることに変わりはない。ネット特有のプライバシー管理等は新しい“教育”が必要なところだが、相手にかける“言葉”の判断は、ツールや場所に関わらない。楽しいコミュニケーションの場を維持できる、節度を持ちたいものだ。

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