(OVO オーヴォより)

子育ては本当に大変だ。特に勉強に関しては、「勉強しないのか」「勉強したらどうだ」「勉強しろ!」といった言葉を無条件で発してしまう親も多いのではないだろうか。そんな時には、深呼吸してこんなムービーを見るのもいいかも。
受験進学塾を運営する早稲田アカデミー(東京)が、教育理念にある“本気でやる子を育てる”をテーマにブランドムービーを制作した。制作に携わったのは広告会社「アサツー ディ・ケイ」と、映画「永遠の0」「ALWAYS 三丁目の夕日」などを生み出した映像制作会社「ROBOT」。
小学生の子を持つ母親に向けた「へんな生き物」篇は、小学校3年生の男の子たかしと、その不思議な習性をあきれながらも見守る母親の物語。子どもには子どもの理由があるんだよなと思わず微笑んでしまうようなハートウォーミングなストーリーだ。いっぽう、中学3年生の女の子れんと親友のまりこを主人公にした「走れメロス」篇は、デリケートな年代のひりひりとした感覚をうまく描いている。いずれも、うるさく勉強、勉強と言ってしまいがちな私たち親に、それぞれの年代で子どもたちはそれなりに一所懸命に生きていることを思い出させてくれる。
90秒という短い時間の中に込められたメッセージは、「へんな生き物」篇が『本気になれば、世界だって変えられる。』で、「走れメロス」篇は『本気になる。未来が走り出す。』。そう、親の役目は子どもたちの本気を引き出すことなのだ。
「へんな生き物」篇
「走れメロス」篇