男性の肥満が増加傾向  嫌いな季節は夏!

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(OVO オーヴォより)

成人男性の28.6%、成人女性の20.3%、というのは、日本の肥満の人の割合(平成25年国民健康・栄養調査)。特に男性の割合は増加傾向で改善の兆しが見られず、深刻な問題となっている。ネオマーケティング(東京)の調査では、肥満の人の半数以上が、「汗をかく」「水着が着られない」などの理由から、最も嫌いな季節を夏と答えている。

20〜69歳の男女1000人を対象にした調査で、肥満・健康対策は、食事派が55.4%、運動派が44.6%。たとえば食事だと、「トマトやレタス等の野菜」(45.3%)、「タンパク質が豊富な大豆や肉類」(13.5%)、「野菜ジュース」(9.9%)などを積極的にとっている。また飲み物では飲料は「野菜ジュース」(23.7%)、「コーヒー」(21.3%)、「緑茶」(20.7%)などが多い。

運動では、ウォーキングをしたいという人が半数近く。だが、いろいろがんばっても、94%の人は肥満改善の結果が出なかったと回答している。その理由は「なかなか体重が落ちず、途中で挫折してしまった」(43.1%)、「意志が続かなかった」(40.6%)、「面倒になってしまった」(31.4%)など。フードコーディネーターの南恵子さんは「同じ献立の食事を食べても、野菜を最初に食べるだけでも、食後血糖値の上昇がゆるやかになる」とし、厳しい制限食や激しい運動は無理でも、食事の初めに野菜を食べる、というような、手軽に無理なくできることから、とアドバイスしている。これからの季節、がんばりどころかも。

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