「肥満」

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睡眠不足は肥満になりやすい!? 空腹感が増加、エネルギーバランスに影響

睡眠不足は肥満になりやすい!? 空腹感が増加、エネルギーバランスに影響

 健康のためには早寝早起きを、とよくいうけれど、肥満防止にもしっかりと睡眠時間を確保することが重要らしい。花王と早稲田大学の共同研究グループは、睡眠時間の短縮が、食欲抑制ホルモンの減少や空腹感の増加などの食欲に影響し、肥満リスクを増加させるメカニズムを突き止めた。 研究では、決まった食事の生活をする中で、2週間の休止期間をはさんで、睡眠時間の異なる2つの試験条件をランダムな順番で行った。ひとつは睡眠時間7時間の生活を、もうひとつは睡眠時間がその半分の3.5時間の生活をそれぞれ3日間続けてもらい、3日目以降の48時間の代謝(エネルギー消費量、基質利用量、深部体温)などを測定した。その結果、睡眠時間の短縮は食欲抑制ホルモンであるPYYを減少させ、1時間ごとに測定した空腹感を増加させた。また、直腸の深部体温が低下し、日内リズムに影響することも分かったという。 疲れを回復させるだけではなく、健康な体を維持するためにも、睡眠時間はきちんと確保して毎日を過ごそう〜。

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ふくよか=富の象徴 太った女性が好まれる国トップ10

ふくよか=富の象徴 太った女性が好まれる国トップ10

 日本女性の多くは、「太っていること」に肯定的になれない。欧米でも同じだ。“肥満”のレベルに達すれば、見た目だけの問題でなく、病気になるリスクも高まるから、その範囲でのダイエット願望はごく自然なことになっている。もっとも、南太平洋や中東には、ふくよかであることが富の象徴とされ、美しいととらえられる国もある。サニーヘルス(東京)が、ダイエット情報発信サイトで「太った女性を褒め称える国トップ10」を公開してくれたから、のぞいてみよう。 【10位:トンガ】 体のサイズが大きいことが美しいとされています。国民の9割近くがBMI25以上の過体重だそうですから、驚きです。2004年に北米肥満学会が発表した研究によると、トンガ人は遺伝的に太りやすい体質なのだそうです。美の価値観+遺伝が、女性の肥満につながっているようです。 【9位:クウェート】 昔から、砂漠の遊牧民の人々が太っていることは健康と富の象徴だと考えられてきており、肥満を称賛するようになりました。そしてこの慣習が今でも続いているのです。また、女性は家を飾るデコレーションととらえられているため、大きいほど裕福とされています。クウェートの成人女性の約80%が過体重で、主な死因は心臓、血管の疾患とのこと。 【8位:フィジー】 胴回りが太っている女性は健康と富の象徴として、長い間尊敬されてきました。フィジーで太った人が多いのは、こうした慣習と健康リスクに対する教育不足が原因のようです。 【7位:ジャマイカ】 成人女性の約70%が過体重です。お尻や下半身が特にふくよかであることが重要とされており、女性の体型は医学的に適切なサイズの約2倍が理想的だとされています。さらに、もっと体重を増やしたいと望む女性を対象とした、ピル市場も急成長しています。 【6位:サモア】 第二次世界大戦後、現地で採れるタロイモや魚の代わりに加工食品を食べるようになってから、サモア人の体重が増加傾向にあります。ですがサモアの肥満は最近だけの現象ではなく、生物学的人類学者によるとサモア人は何世紀にも渡る長年の食糧不足から、遺伝的に脂肪細胞に余分なカロリーを溜め込むようプログラムされているとのこと。今回ランクインしている他の国々と異なるのは、肥満が美の基準というよりは、サモアでは太っていることが普通であるから受け入れられているだけ、ということです。 【5位:南アフリカ】 南アフリカでは、体重が減ることと病気との関連により、やせていることにネガティブな見方をしています。体の大きな女性は健康状態、経済状態の両方が良いと考えられているそうです。 【4位:アフガニスタン】 何世紀にも渡り、ふっくらとしたアフガニスタン女性は大事にされてきました、砂漠の過酷な環境で遊牧してきたため、ふくよかであることが子宝に恵まれると関連付けられているようです。ただ、体のほとんどがブルカ(イスラム教のベール)で覆われているため、女性の体型は外見からはよく分かりません。しかし、丸みのある太った顔が強く好まれています。 【3位:タヒチ】 タヒチの女性はふくよか=女性の美しさと考えられており、原住民の慣習には「ハーポリ」と呼ばれる体に脂肪が付いているかという長の検査があるそうです。現在でも肥満が称賛され、炭水化物やココナッツミルクなど、高エネルギーの食品が好まれます。 【2位:ナウル】 南太平洋の小さな島国であるナウルは、人口の30%以上が糖尿病を患っており罹患率は世界一です。この国の人々は体が豊満であることを美や子宝に結びつけ、なんと女性は出産に備えて太らされます。妊娠中の体重増を厳しく管理される日本とは正反対です。男性もまた、太ることが良しとされているようです。島の大部分をリン鉱床が占めており、大規模な農業が禁止されています。よって健康的な生鮮食品は輸入頼りとなりますが、それではコスト面で高くつくので、安くて脂肪の多い食品がニュージーランドやオーストラリアから持ち込まれています。 【1位:モーリタニア】 干ばつに苦しむ砂漠の国・西アフリカのモーリタニアでは、女性の肥満は美しさと富の象徴です。若い女性の中には、高脂肪のラクダのミルクを毎日飲んでいる人もいるとか。体重を増やせない女性は、食欲増進のために日常的に抗ヒスタミン剤とステロイドを服用していることも! 出産後は、太い胴回りを維持できずに離婚する女性もしばしばいるのだとか。女性の体型にここまで厳しい国が他にあるでしょうか。

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都市生活者は田舎より太りやすい? 意外なその理由とは

都市生活者は田舎より太りやすい? 意外なその理由とは

 郊外での生活と都市での生活、どちらの方が太りやすいかと考えたことはあるだろうか? 郊外では車生活なのであまり歩かず、都市では電車と徒歩なのでたくさん歩くため、郊外での生活の方が太りやすいと思う人もいるだろう。しかし、スイス連邦工科大学ローザンヌ校の研究では、逆の結果が発表された。

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ポッチャリ男子よ集まれ! 大きいサイズのモデルオーディション

ポッチャリ男子よ集まれ! 大きいサイズのモデルオーディション

 昨年10月、当サイトに「日本初のポチャメン系雑誌 『Mr.Babe』創刊!」という記事が載った。実は、日本男性の30%以上が“肥満”であり、30代・40代を中心に男性肥満率は増加中(厚生労働省調べ)。その一方で、「結婚するならポチャメンがいい!」という女子が50%を超えている・・・という内容だった。まさにポチャメン時代到来と喜んだ諸兄に、再び朗報だ。 大きいサイズの紳士服メーカー坂善商事は雑誌「Mr.Babe」(ミリオン出版)とともに、史上初のポッチャリ系男子に特化したオーディション「ポッチャリ男子よ集まれ!大きいサイズのモデルオーディション」を開催する。 条件は体重80kg以上でぽっちゃり体型、おしゃれで清潔感のあること。応募受付は2月17日まで。応募方法はオーディション情報サイト「Starbank」からの申し込みのみだ。 グランプリ受賞者には、サカゼンの広告出演の権利のほか、10万円分の洋服も贈呈される。また「Mr.Babe」の専属モデル契約を結ぶことができる。 自薦他薦いずれもOKとはいうものの、男子は自分で応募するのは恥ずかしいはずだから、さっそく周りにいるポチャメンを推薦してあげよう。 

春の運動会シーズン到来!  お腹の出ているお父さんは機能系ビールで対策を

春の運動会シーズン到来!  お腹の出ているお父さんは機能系ビールで対策を

 最近は春に運動会を行う小学校が増えている。熱中症対策や2学期制導入の影響など理由はいろいろあるようだが、秋であれ春であれ、子どもにとっては、お父さんは「もうちょっと頑張ってほしい存在」であるという悲しい事実が判明した。 ネオマーケティング(東京)が全国の小学1年生〜6年生男女500人を対象に実施した調査結果によると、「運動会の時にお父さんの見た目や行動で嫌なことは」という問いに対し、「お腹が出ている」(30.4%)、「太っている」(25.4%)が1位と2位に挙げられた。「太っていて嫌な理由は」という質問には、「動けない・走れないから」(35.4%)、「走ると脂肪がゆれるから」(27.6%)と、厳しい指摘が上位に。子どもたちは思いのほかお父さんの体型を不満に思っているようだ。 では、子どもたちが「運動会に来てほしいと思うお父さん」はどんなお父さんなのか。最も多かったのが「かっこいい」(59.8%)、次いで「足が速い」(56.0%)、「応援してくれる」(41.2%)、「友達からうらやましがられる」(33.2%)で、どうやら外見がかっこいいスポーツマンタイプの父親が運動会に来てほしい父親像のようだ。具体的に「お父さんだったら運動会に来てほしいと思うアスリートは」と尋ねると、「イチロー」(26.4%)、「錦織圭」(19.8%)、「本田佳佑」(12.6%)、「三浦知良」(10.4%)などの名前が。いずれも体脂肪率の低そうなアスリートばかりである。 こうなったら、お父さんたちの肥満対策は待ったなしだ。もちろんウォーキングや筋トレなどもいいが、最も気軽に始められて確実な方法のひとつが、いつも飲んでいるビールを機能系ビールに変えることだ。1日に350ml缶ビール2本を飲むとして、それを機能系ビールに変えると、一ヶ月でなんと約3,364kcalも削減できるという。それは、ご飯茶碗に換算すると月に13.34杯分ものカロリーに相当する量になる。 問題はカロリーだけではない。肥満防止には「糖質」も無視できない重要なポイントだが、それを糖質ゼロの機能系ビールに変えるとどうなるのか。これも1日に350ml缶2本として計算すると、一ヶ月で約672gの糖質を削減できることになる。これはご飯茶碗に換算すると、実に12.21杯分もの削減に相当するのだ。 「そりゃあ、手っ取り早くていいけれど、機能系ビールもいろいろ出ていて迷うなぁ〜」というお父さんには、ひとつの指針をお知らせしよう。まずこだわりたいのが糖質ゼロの機能系ビール。そして、糖質ゼロもいろいろある中で、最もカロリーの低いものが「かっこいいお父さん」への最短コースだ。ちなみに、現在最もカロリーの低い商品とは、100mlあたりわずか18kcalの『のどごし オールライト』。『のどごし』シリーズらしい気軽にゴクゴク飲める爽快な味わいと、軽快で体に負担の少ない機能を併せ持つ、おいしい機能系ビールだ。 さあ、「善は急げ」。運動会に来てほしいと思われるお父さんに変身を遂げるために、今晩のビールから変えていこう!

男性の肥満が増加傾向  嫌いな季節は夏!

男性の肥満が増加傾向  嫌いな季節は夏!

 成人男性の28.6%、成人女性の20.3%、というのは、日本の肥満の人の割合(平成25年国民健康・栄養調査)。特に男性の割合は増加傾向で改善の兆しが見られず、深刻な問題となっている。ネオマーケティング(東京)の調査では、肥満の人の半数以上が、「汗をかく」「水着が着られない」などの理由から、最も嫌いな季節を夏と答えている。 20〜69歳の男女1000人を対象にした調査で、肥満・健康対策は、食事派が55.4%、運動派が44.6%。たとえば食事だと、「トマトやレタス等の野菜」(45.3%)、「タンパク質が豊富な大豆や肉類」(13.5%)、「野菜ジュース」(9.9%)などを積極的にとっている。また飲み物では飲料は「野菜ジュース」(23.7%)、「コーヒー」(21.3%)、「緑茶」(20.7%)などが多い。 運動では、ウォーキングをしたいという人が半数近く。だが、いろいろがんばっても、94%の人は肥満改善の結果が出なかったと回答している。その理由は「なかなか体重が落ちず、途中で挫折してしまった」(43.1%)、「意志が続かなかった」(40.6%)、「面倒になってしまった」(31.4%)など。フードコーディネーターの南恵子さんは「同じ献立の食事を食べても、野菜を最初に食べるだけでも、食後血糖値の上昇がゆるやかになる」とし、厳しい制限食や激しい運動は無理でも、食事の初めに野菜を食べる、というような、手軽に無理なくできることから、とアドバイスしている。これからの季節、がんばりどころかも。

同じ食でなぜ私だけ太る?  体質改善のヒ・ミ・ツ

同じ食でなぜ私だけ太る?  体質改善のヒ・ミ・ツ

 同じものを食べてるのに、どうして彼女はあんなにスリム? そう思う人は、どうやら腸内細菌に注目!らしい。人の腸の中には100兆個もの細菌が、まるでお花畑(フローラ)のように広がっており、同じものを同じだけ食べても、肥満の腸内フローラをもっていれば太るし、やせるフローラをもっていれば太らないのだという。 ムック本「腸内フローラ健康法 太りやすい人ほどやせる!! 」(学研パブリッシング)では、太りやすい腸内フロラーラをもっているのはどんな人かを解き明かし、食生活や日常生活で、やせる腸内フローラに体質を改善していく方法を解説している。オリゴ糖、発酵食品など、やせる腸内フローラを育成するレシピも公開されているから、水着になるまえに体質改善、という人は必読だ。

妻たちが気遣う夫の身体 だが気遣うべきは……

妻たちが気遣う夫の身体 だが気遣うべきは……

 毎日の食事に気を遣い、飲酒や睡眠時間を気にする妻たち。共働きが増えた現代でも、やはり「食」担当は妻の方が多いのか、夫の食生活・栄養バランスを気にしている既婚女性は85.4%。一方、妻の食生活を気にしている既婚男性は62.6%にとどまり、3人に1人以上は気にしていないことが、カゴメが実施した調査で分かった。 春は健康診断の季節。厚生労働省の「平成24年 労働者健康状況調査」によると、過去1年間に会社が実施した定期健康診断の受診者の割合は88.5%で、多くの人が健康に注意を向けている。もっとも、日本人間ドック学会によると、受診者で生活習慣病関連項目に異常ありと診断された人の割合は、肝機能異常が32.4%(平成19年調査時25.7%)、高コレステロールが31.5%(平成19年調査時25.7%)、肥満が29.3%(平成19年調査時25.0%)と6項目で年々増加傾向。 そこで、食生活を気にしている女性たちの夫の最も気になる臓器を聞いたところ、1位は「肝臓」(20.9%)となり、「胃」(15.0%)、「血管」(14.4%)の順。ところが、約8割(79.2%)の女性が日々の生活で肝臓ケアを気にしておらず、さらに約6割(57.2%)は健康診断の時の肝臓の数値も気にしていないことが判明した。要するに、夫の肝臓は気になるが、 約8割の女性は自分の肝臓ケアを意識していないということだ。飲酒や疲労で“お疲れ”気味の肝臓。夫の心配だけでなく、妻たちは自分の肝臓も気にした方がよさそうだ。