「選手のやる気が一番大事」 浦高ラグビー部の小林監督

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(OVO オーヴォより)

(株)共同通信社主催の「第8回全国スポーツ懇話会」が20日、都内で開かれ、埼玉県立浦和高校ラグビー部を一昨年、54年ぶりの全国大会出場に導いた小林剛監督が講演、「選手のやる気を引き出すのが一番大事」と独自の指導法を熱く語った。
浦和高校の生徒は、およそ7割が運動部に所属し、ほぼ全員が国公立の大学を目指してセンター試験を受ける。小林監督は、二兎ではなく「勉強と部活と行事」の“三兎”を追う進学校ならではの校風を説明した上で、ラグビーの強豪チームをつくる中で「進学校の利点」を大いに活用した、と指摘した。
例えば、文武両道を誇る浦高生徒の「自尊心」をたくみにくすぐって、「文武両道を実現できるのは君たちだけだ」と励まし「多くの生徒をやる気にさせてきた」と語った。
「部活と勉強の厳しさは一緒」と文武の類似性を強調、「厳しい時こそ本当の姿が出る」と説いて、一方の成功体験から他方の成功をイメージさせるような指導も行った、とした。
この日は都内の体育教師ら約40人が参加し、進学校ならではの指導法を興味深そうに聞いていた。

スポーツ懇話会は年4回ほど開催。各界で活躍する講師を毎回招いている。

次回開催の詳細などは同懇話会(http://www.kyodo.co.jp/sports-leader/)。問い合わせは(株)共同通信社企画事業部、電話03(6252)6041。

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