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EV・PHVのバッテリー活用した電力供給システム、実証実験を開始/MID都市開発他

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MID都市開発(株)は、関西電力(株)、(株)日建設計総合研究所、(株)竹中工務店、(株)アイケイエス、大阪ビジネスパーク開発協議会と共同で、大阪ビジネスパーク(以下、OBP)内における電力供給システムの技術実証事業「OBP『V2X』プロジェクト」に係る実証実験を開始した。

同事業は、企業が所有する電気自動車(以下、EV)、プラグインハイブリッド車(以下、PHV)のバッテリーを活用。種類の異なる5台のEV・PHVを同時に充放電し停電発生時にはエレベータ等への電力供給が可能な機器や、EV・PHVによるエネルギー負荷制御につながる新たなエネルギーマネジメントシステムの開発を目指す。OBP内に立地する松下IPMビルにおいて実施。実験期間は2015年度まで。

実証実験では、EV・PHVの充電時間帯の操作によるビルの負担平準化、EV・PHVからの放電によるビルの電力のピークカット効果、災害などに伴う停電発生時を想定した、EV・PHVからの放電によるビル内の防災拠点やエレベーターへの電力供給の有効性について確認。機器およびシステムの改善やビジネスモデルの検討を進め、地域単位で最適なエネルギーマネジメントを実現できる仕組みの構築を目指していく。

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