先日のアンケート「これを読めば今年は風邪知らず？ 地域別・風邪対策を大調査」では、日本各地の風邪の予防法・治療法を調べました。「粕汁を食べる（兵庫）」、「焼きミカンを食べる（愛媛）」などご当地グルメの力を借りたり、「『大館アメッコ市』の飴を食べると風邪をひかない、と言われている（秋田）」のように縁起を担いだりと、ユニークな対策・治療法が集まりました。
しかし、それでも風邪を引いてしまうときもあります。そしてもし、それが自分の友達や恋人など親しい人だったら、あなたは看病に行きますか？
今回のat home VOXでは「他人が風邪を引いたときのお見舞い」模様についてアンケート調査しました！
まずは、友人のケースを見てみましょう。
Q.風邪を引いた友人をお見舞いするなら、何をしてあげますか？（複数回答可）
「スポーツドリンクを買っていく」が36.8%でもっとも多い回答率でした。そして「果物」「アイスクリーム」と続いており、風邪を引いた友人には差し入れを持っていく人が多いことがうかがえます！ 水分、ビタミン、冷たいもの、どれも風邪を引いたときは欲しくなりますよね。
続いては恋人の場合を見てみましょう。友人に比べてさらに心配度は高くなりそう……？
Q.風邪を引いた恋人をお見舞いするなら、何をしてあげますか？（恋人がいない人はイメージでお答えください。複数回答可）
1位は友人と同じく「スポーツドリンク」でしたが、回答率が44.5%とひとまわり高い数字となりました。やはり水分補給は重要と考えているようです。コンビニですぐに買えるのもポイントかもしれません。
続く2位は「お粥を作る」41.1%と、差し入れ以外の行動が登場！ 確かに好きな人に料理の腕もアピールできるチャンスかも？ この他にも「お粥以外の料理を作る」が13.4％、「卵酒を作る」が2.1％で、いずれも友人での割合よりも高い結果でした。全体的にも数字が高く、親身な看病ぶりがうかがえますね。
さてアンケートの結果、風邪のお見舞いの差し入れで多いものはスポーツドリンク、次いで果物という結果が出ました。
ところが、この結果を年代別で見てみると、世代でちょっと違いがあります。まずはグラフをご覧ください。
風邪のお見舞いで友達・恋人に「スポーツドリンクを買っていく」の世代別回答率グラフ
風邪のお見舞いで友達・恋人に「果物を買っていく」の世代別回答率グラフ
「スポーツドリンク」を差し入れるのは特に20・30代で多く、50代はスポーツドリンクより「果物」の割合の方が高いのです。また、その果物を差し入れる割合も、20・30代はスポーツドリンクほどではないものの、40・50代の数字と並んでいます。このことから……
・20代30代はスポーツドリンク、50代は果物が主流
・若い世代の方がいろいろ差し入れ
ということがわかりました。果物はスポーツドリンクよりも少々お値段の高いことが要因でしょうか。さらに50代は人生経験も多くて、ちょっと風邪を引いたくらいじゃ動じない……？ それにしても20代、30代の献身さは意外な結果でした。
スポーツドリンクも果物もきっと喜ばれますが、寝込んでいるときは精神的にも心細いので、顔を見せてあげることが一番かもしれませんよ。
イラスト：タテノカズヒロ
＜アンケート調査概要＞
対象／全国20〜59歳の男女1457名（各都道府県31名ずつ）
調査方法／インターネットリサーチ
調査時期／2015年12月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。
