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汁気のないひき肉ルウかカレー味のライスか ドライカレーのイメージを全国調査

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ドライカレーの画像

カレーは多くの人から愛される人気グルメ。週に2〜3回カレーでもOKという人が5割を占めるなど、at home VOXのアンケートでもその人気ぶりがうかがえます(『週3回でもOKな「カレー好き県」はどこ?』)。

そんなカレーの中でも、ドライカレーはちょっとユニークな存在です。なぜなら、「汁気のないひき肉のカレー」と「ライスをカレー味に炒めたもの」の2タイプがあるから。みなさんは「ドライカレー」と聞いて、どちらをイメージしましたか?

今回のアンケートでは、ドライカレーについて全国調査しました!

Q.「ドライカレー」といえばどちらをイメージしますか?
A:汁気のないひき肉のカレー B:ライスをカレー味に炒めたもの

ドライカレーのグラフ

「迷うことなくA」「どちらかといえばA」を選んだ人は、合わせて49.3%。全体のおよそ半数が、「汁気のないひき肉のカレー」と答えています。一方、Bの「ライスをカレー味に炒めたもの」を思い浮かべた人は、34.1%と若干少数派。ドライカレーは、ひき肉タイプのイメージが強いようですね。

この結果を回答者の出身地ごとで見てみると、ちょっと興味深い結果が出ました。

「Q.ドライカレーといえばどちらをイメージしますか?」で「迷うことなくA(汁気のないひき肉のカレー)」と「どちらかといえばA」の回答率を合計したランキング(回答者の出身地別)

ドライカレーのランキング

トップの福岡を筆頭に、5位までに九州の県が5つランクインしています。いずれも6割以上と高い回答率で、「汁気のないひき肉のカレー」というイメージは、九州・沖縄地方に特に根付いているようですね。

「Q.ドライカレーといえばどちらをイメージしますか?」で「迷うことなくB(ライスをカレー味に炒めたもの)」と「どちらかといえばB」の回答率を合計したランキング(回答者の出身地別)

ドライカレーのランキング

対する「ライスをカレー味に炒めたもの」のイメージは、1位は60.0%で大阪。ドライカレーで有名なお店がありますから、その影響でしょうか。2位は同率で各地方からまんべんなくランクインしています。こちらは九州・沖縄地方の「汁気のないひき肉のカレー」ほど、エリア性はなさそうですね。

さて、そのドライカレーは、カレーの中でどのくらいの人気度なのでしょうか? 好きなカレーの種類も聞いてみました。

Q.好きなカレーはどれですか?(複数回答可)

ドライカレーのグラフ

ビーフ・ポーク・チキンと定番のメニューが安定した人気。そしてドライカレーは31.6%と、およそ3人に1人が「好き」と答えています。

このドライカレーの支持率、「ひき肉タイプ」1位の福岡と、「ライスタイプ」1位の大阪で違いはあるのでしょうか? この2地域のドライカレー支持率を比較してみると……。

「Q.好きなカレーはどれですか?(複数回答可)」で福岡出身者と大阪出身者の「ドライカレー」回答率

ドライカレーのグラフ

福岡は56.7%、大阪は23.3%と非常に大きな差が出ました。これは、「ひき肉タイプ」の方が定番のカレーの形に近いので大衆ウケして、「ライスタイプ」は少々特殊なので好きな人が限定されるのかもしれませんね。

あなたは、どちらのドライカレーが好きですか?

イラスト:タテノカズヒロ

<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女1,410名(47都道府県各30名ずつ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2015年8月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。

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