
秋の味覚といえばいろいろありますが、サツマイモ、それも焼きいもはシンボル的な存在ですよね。at home VOXのアンケート「秋のスイーツキングはモンブラン それに継ぐ根強い人気を得たのは?」では、20代女性から「秋冬に食べたいスイーツやお菓子」として、モンブランに継ぐ人気を誇っています。
Q.サツマイモでどんな食べ方が好きですか?(複数回答可)

またサツマイモの食べ方では、このように焼きいもがダントツ人気でした。
しかし、「い〜しや〜きいも〜」の声とともに街を回る焼きいも屋さんはあまり見かけなくなってきました。スーパーなどで焼きいもを売っているところはありますが、やっぱりアツアツ、それも焼きたてが食べたいですよね!
そこで今回at home VOXでは、「自宅焼きいも」を試してみました! さすがに石焼きはできませんが、どこの家庭にもある加熱機器といえば、電子レンジ・トースター・炊飯器。この3つで焼きいもを作ってみましょう!
今回使ったサツマイモは、重さ約140グラム。これを電子レンジ・トースター・炊飯器で1個ずつ調理しました。
■【電子レンジ】で焼きいもを作ってみた
まずは加熱の万能選手・電子レンジです。必要なものはクッキングシートのみ。
■手順
1.サツマイモをよく洗う。
2.サツマイモを水で濡らしてクッキングシートで包む。
3.電子レンジを500Wに設定して2分加熱する。
4.電子レンジの解凍モードで10分加熱してできあがり!
【判定】
美味しい! 皮に近い外側はしっとり、中はホクホク。準備が手軽なのもポイントで、何より調理時間が10分ちょっとと、短時間でできる点もGood!
しっとり&ホクホクが同時に楽しめる、絶妙な仕上がりでした!
■【トースター】で焼きいもを作ってみた
続いては、パンやピザを焼くのに使うトースター。こちらはクッキングシートとアルミホイルを使います。
■手順
1.サツマイモをよく洗う。
2.サツマイモを水で濡らしてクッキングシートで包む。
3.2をさらにアルミホイルで包む。
4.トースターを200Wに設定してで15分焼く。
5.4を3回繰り返して、合計45分焼いてできあがり!
【判定】
イマイチ……。中の方が固めで、味も食感もやや生っぽさが残っている。どうやら焼きが足りなかったよう。
残念ながら、失敗と言わざるを得ない仕上がりになってしまいました。温度設定や加熱時間次第で美味しくできそうですが、そこがなかなか難しそうです。結局、電子レンジで追加加熱して美味しくいただきました!
■【炊飯器】で焼きいもを作ってみた
最後は炊飯器。こちらはクッキングシートもアルミホイルも使いません。
■手順
1.サツマイモをよく洗う。
2.サツマイモを炊飯器の中に入れて、半分くらい浸る量の水を入れる。
3.白米と同じモードで炊飯をスタートして、終わればできあがり!
【判定】
美味しい! ホクホク感こそ電子レンジに軍配が上がるものの、しっとり感は断然炊飯器の方が上。時間こそかかるものの、水と一緒に入れて放っておけばできあがる手軽さもポイント!
一緒に入れた水が多かったため、いちばんしっとりとした仕上がりになりました。そのため歯ごたえも柔らかく、なんとも上品な食感ですね。
■ホクホク派は電子レンジ、しっとり派は炊飯器
今回の実験の結果、自宅焼きいもは
・ホクホクが好きなら電子レンジ、しっとりが好きなら炊飯器
・すぐに食べたいなら電子レンジがオススメ
という結論が出ました。ただ、トースターも火加減がバッチリ決まればきっと美味しく焼けるはず! これで寒い外に出たり、石焼きいも屋さんを待たずとも、気軽に焼きいもが食べられますね!
<アンケート調査概要>
対象/全国20〜39歳の男女412名
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2015年10月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。