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意外な相性のよさに驚き! さんまと梨で作る秋レシピ

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「食欲の秋」という言葉があるように、秋は食べ物がおいしくなる季節。海の幸や山の幸、いろんなものの旬が秋にやってきますが、特に人気の食材は何でしょうか? at home VOXによるアンケートの結果はこちら!

Q.楽しみな秋の食べ物といえば何ですか?(20〜50代の男女500人、複数回答可)

順位 食材 得票数
1位 さんま 358票
2位 273票
3位 208票
4位 サツマイモ 173票
5位 ブドウ 158票

いずれも秋ならではの食材ばかりですね。そんな中、1位は「さんま」、2位は「梨」という結果になりました。

どちらもまさに「秋の味覚」ですね!

どちらもまさに「秋の味覚」ですね!

■さんまと梨で秋レシピを作ってみよう!

人気とわかれば、さっそく食卓に取り入れたいもの。さんまはおかずに、梨はデザートに……と、別々に食べるのが一般的ですよね。でも今回at home VOXでは、この2つを一緒にしてみました! その名も「さんまと梨のうま酢漬け」です。和風テイストで、日本酒のおつまみとしてもピッタリ。レシピ考案は料理研究家の柳澤英子さんです。「さんま」と「梨」、まったくジャンルの違う食材ですが、さんまの香ばしさと梨のフレッシュな風味は意外にもマッチするんですよ!

【さんまと梨のうま酢漬け】

【材料】(2人分)
・うま酢 ※
だし汁 150ml
米酢 50ml
うすくちしょうゆ、みりん 各25ml
塩 少々
・さんま 1尾
・薄力粉 適量
・サラダ油 大さじ2
・梨 1/2個
・わかめ(塩蔵) 30〜40g
・かぼす 適量

【 作り方 】
※「うま酢」は米酢以外の材料を鍋に入れ、沸騰直前で火を止めます。そこに酢を加えて混ぜて冷ませばできあがり。瓶などに入れて冷蔵庫で保存し、2週間ほどを目安に使い切りましょう。

1.さんまは頭と腹を落とし、内蔵を取り出して水でよく洗い、三枚におろします。皮に包丁で切れ目を入れ、半分の長さに切ります。

皮に切れ目を入れることで、味がしみ込みやすくなります。

皮に切れ目を入れることで、味がしみ込みやすくなります。

2.切ったさんまにうま酢(小さじ1)をかけ、薄力粉を薄くまぶします。

少しずつ、ていねいにまぶしましょう。

少しずつ、ていねいにまぶしましょう。

3.フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、サンマの皮を下にして並べます。焼き色がついたら裏返して、両面がこんがり焼き色をつけます。焼けたらうま酢(大さじ4)に5分ほど漬けておきます。

裏も表も、まんべんなく火が通るようにていねいに焼きましょう。

裏も表も、まんべんなく火が通るようにていねいに焼きましょう。

4.梨は薄切りにし、うま酢(大さじ1)をまぶします。わかめは水で戻し、さっとゆでてから水にさらし、ひと口大に切って水気を絞ります。

5.3で焼いたさんまをひと口大に切って汁気を切り、4とともに器に盛り、うま酢(大さじ1〜2)をかけます。仕上げにかぼすの果汁少々をふり、かぼすの皮の千切り少々を天盛りにしてできあがり!

切るときは、皮が崩れないようにゆっくりと……

切るときは、皮が崩れないようにゆっくりと……

ちょっと高級感のある一品です!

ちょっと高級感のある一品です!

口にいれるとまず、焼いたさんまの香ばしい味わいが広がります。そして、後からくる梨のシャリっとした歯ごたえと爽やかな風味。二つが、まろやかな「うま酢」のお陰で見事に調和しています! 「和風マリネ」とも言うべきでしょうか? さんまと梨、旬の食材をいっぺんに味わえる簡単レシピ。秋の夜長、晩酌のお供にぜひおすすめです!

美味しい食材がいっぱいの秋だからこそ、ひとつ上のグルメを味わうために、「無理かも?」と思えるような取り合わせにも、チャレンジしてみてはいかがでしょう。

監修:柳澤英子
料理研究家。編著に『ひとりごはん』『ふたりごはん』(ともに西東社)『万能 白だし料理帖』(日東書院本社)『すごい!塩レモン 使いこなしレシピ』(小学館)など。

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