街のコト

丸善といえば、「檸檬」。京都BALのマルゼンカフェでは「檸檬」スイーツが食べられる

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(Jタウンネットより)

老舗書店「丸善」とコラボした「マルゼンカフェ」が京都BAL内にあります。京都限定スイーツである「檸檬」を食べに行って参りました!

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丸善は、創業140年の老舗書店です。コラボカフェは、2015年に京都BALがリニューアルオープンしたのが関西初出店となります。

さらに、大阪生まれの作家・梶井基次郎の作品『檸檬』とゆかりのある丸善京都本店限定で、スイーツ「檸檬」を楽しむことができます。

爆弾に見立てたあのレモンをイメージ

明治40年に三条通麩屋町にオープンした書店「丸善」が舞台となっている『檸檬』。小説のなかでは、爆弾に見立ててレモンが登場しています。

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スイーツ「檸檬」は、上半分がレモンムース、下半分がレモンゼリーになっています。どちらも甘すぎず、レモンの酸味が特徴的でした。

下半分は、フレッシュレモンの皮の中にゼリーが入っている贅沢なスイーツです。大きめのレモンが使われていて、満足感もあります。

店内のスイーツ用ショーウィンドウにいくつか並んでいる「檸檬」がとても可愛らしく、レモン好きにも、小説『檸檬』好きにもたまらないスイーツでした。

サイフォンで1杯ずつ丁寧に淹れてくれるコーヒーは、苦目で深い味わい。特徴的なすっぱさのある「檸檬」とぴったりです。

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レモンをたくさん使用したスイーツは他にもあります。

「クロワッサンワッフル檸檬」はクロワッサンのようなサクっとした生地のワッフルに、レモンソースと生クリームを乗せています。

生クリームやワッフルの甘さとレモンの酸味がバランス良く、甘いもの好きな方には、こちらがオススメです。

スライスされたレモンもそのまま食べられるフレッシュさ。レモンが好きな方は、全体に果汁を絞るとさらに酸味が感じられますよ!

スイーツは共に700円。サイフォンコーヒーは500円です(メニューによってセット料金あり)。

休日は混み合うので待つこともありますが、平日は長居ができるゆったりとした空間です。テーブルと椅子も2種類あり、本や新聞を読んだり、パソコンで仕事をしたりと用途に合わせて人それぞれの過ごし方ができます。

丸善創業者・早矢仕(はやし)有的が考えたとされる元祖ハヤシライス、「早矢仕ライス」もぜひ一度食べてみたいメニューです。

平日でも、晩御飯の時間帯は仕事帰りに「早矢仕ライス」を食べに来る方も多いようなので、訪れる際は参考にしてください。

これから桜が見頃のシーズンを迎えますが、ぜひ一息つきたいときにはマルゼンカフェへ!

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今回の筆者:kamito努1995年生まれ。京都生まれ、京都育ち。現役大学生。フリーランスでライターとして活動しております。地元京都の魅力などを届けたいと思っております。よろしくお願いいたします。

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