「街のコト」

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砂漠にそびえる 白亜の街並み/アシガバート(トルクメニスタン)

砂漠にそびえる 白亜の街並み/アシガバート(トルクメニスタン)

中央アジアのトルクメニスタンという国をご存知だろうか。独特の体制を敷き、絶対権力者である大統領の写真が国中にあふれる様子に、なじめない人も多いかもしれない。しかし、世界屈指の天然ガス埋蔵量を誇り、そこから巨万の富を得るこの国の人々の暮らしぶりはそんなに悪いものではない。なにしろ彼らが暮らすのは、絢爛豪華な白亜の街なのだ。

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5当地「住」- 一人暮らしをするなら、何を重視しますか?

5当地「住」- 一人暮らしをするなら、何を重視しますか?

日本各地の街ゆく人へのインタビューや取材を通して住まいと暮らしに関する、リアルな「声」や「姿」をご紹介するニッポンの5当地「住」。今回は「渋谷編」です。渋谷で出会った人に「一人暮らしをするなら、何を重視しますか?」と尋ねました。

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東北人「焼きおにぎりには味噌だよね!」 他県民「醤油でしょ?」

東北人「焼きおにぎりには味噌だよね!」 他県民「醤油でしょ?」

遠足のお弁当や小腹が空いたときなど、携帯食として古くから食べられてきたおにぎり。具を変えるだけで様々な味が楽しめるうえ、パッと握るだけで完成する手軽さも魅力だ。そんなおにぎりにひと手間加えた焼きおにぎりはちょっと特別。外はこんがり焼けたおこげに中はほかほかご飯、香ばしい匂いがなんともいえない。

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新潟・村上市は、どうして「町屋再生」に成功できたのか?

新潟・村上市は、どうして「町屋再生」に成功できたのか?

「人形さま巡り」でにぎわう、村上市の山上染物店(画像提供:むらかみ町屋再生プロジェクト)  「世界遺産」については、既に多くの人がよくご存じだろうが、「未来遺産」についてはたしてご存じだろうか。正式には、「プロジェクト未来遺産」と呼ぶ。日本の長い歴史と伝統のもとで豊かに培われてきた地域の文化・自然遺産を、100年後の未来に引き継いでいこうという運動のことだ。

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水辺の小京都でカラコロ散歩(松江市/京店商店街)

水辺の小京都でカラコロ散歩(松江市/京店商店街)

不昧公をご存知ですか?江戸後期、大名茶人として知られた松江藩第七代藩主、松平治郷のことです。茶道を通じて不昧公が芸術文化を広めた城下町松江は、今も上品で落ち着いた風情を残しています。そんな松江で描いたのは「京店商店街」。かつて五代藩主が京都から迎えた奥方を慰めるため、京風のまちをイメージしてつくられたといわれます。往時の建物は残っていないものの、石畳の通り沿いには不昧公が茶会を催した屋敷に端を発する料亭や、茶菓子の老舗などが点在。

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超高床式住宅 流行のワケ/ブリスベン(オーストラリア)

超高床式住宅 流行のワケ/ブリスベン(オーストラリア)

なっ、なんなんだ、これは!「家というのは地上にあるもの」という固定概念を見事にひっくり返してくれる「超高床式住宅」とでも呼べる物件が、オーストラリア・クイーンズランド州の州都ブリスベンにはたくさんある。オーナーが「木の上の秘密基地みたいな家に住みたい」という子どものころからの夢を叶えたわけでも、宮崎アニメの名作『天空の城ラピュタ』の大ファンであるわけでもない。

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