
9月になったとはいえ、まだまだ暑く体力が必要な時期ですね。土用の丑の日は過ぎましたが、ウナギで精を付けてはいかがでしょう!
at home VOXでは、以前もウナギに関するアンケートをやりました。過去の調査によって、ウナギ一食に出せる金額の平均や、梅干しとの食べ合わせが実は体にいいことなどがわかっています。今回はズバリ、ウナギ好きが多い地域はどこなのかを探ってみました!
まずはこの質問。「ウナギ県」イメージ調査です。
Q.ウナギといえば、どこの都道府県をイメージしますか?

1位はダントツで静岡。やはり、ウナギといえば浜松のイメージが強いようです。浜名湖はウナギ養殖発祥の地として、現在も日本有数の出荷量を誇ります。続く2位の愛知はウナギといえば名古屋名物「ひつまぶし」、3位の鹿児島は実はウナギの水揚げ量日本一の地域と、それぞれの地域にしっかりと選ばれた根拠がありますね。
では、本当にウナギが好きな県と、このイメージはマッチしているのでしょうか? 実態を知るべく、続いてはこの質問。
Q.ウナギは好きですか?

日本人の7割がウナギを好んでいることがわかりました。では、「はい」と答えた人が多い地域はどこなのかを見てみましょう。
「Q.ウナギは好きですか?」で「はい」の回答率が高い地域ランキング

トップの埼玉では、9割以上の人が「好き」と答える結果に。しかし、本当に注目したいのは2位以下! 京都をはじめ、関西から西の地域がランキングを占めています。どうやらウナギ好きは西日本に多いようです。
さて、ファンが多いウナギですが、今年の夏は一体どれだけの人が口にしたのでしょうか?
Q.この夏、ウナギを食べましたか?

実際にウナギを食べた人は、ウナギを好きな人の半分以下。全体では27.5%しか食べていないようです。しかし、この結果も地域別で見てみると……。
「Q.この夏、ウナギを食べましたか?」で「はい」の回答率が高い地域ランキング

1位の京都では、48.4%とおよそ半数が「食べた」と回答しています。ウナギ好きな地域では2位にランクインしていただけあって、実際の消費量も多いようです。西日本の中でも、京都は特にウナギ愛が強い県と言えるでしょう。
ちなみに、ウナギの調理法には関東と関西で違いがあることをご存知でしたか? ウナギのさばき方・焼き方・焼き上がりを表にまとめてみました。

こうして並べてみると全然違いますね。東と西で文化の違いが面白いですね。どちらのウナギも美味しそうで、東西のウナギを食べ比べてみたくなります!
イラスト:タテノカズヒロ
<アンケート調査概要>
対象/対象/全国20〜59歳の男女1,457名(47都道府県各31名ずつ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2016年5月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。