目玉焼きの黄身は日本人の6割が半熟を支持ということがわかりました。今回のat home VOXでは、目玉焼きに並ぶ卵料理の代表格である玉子焼きについてアンケート! 目玉焼きの焼き加減のように、玉子焼きで意見が分かれるポイントといえば、味付けですよね。
玉子焼きの味付けは「しょっぱい」のと「甘い」の、どちらが人気なのでしょうか?
Q.卵焼きの味付けは、どちらが好みですか?
【A】しょっぱい 【B】甘い

「【A】しょっぱい」の合計回答率は34.5%、「【B】甘い」の合計回答率は 39.0%。かなりの接戦ですが、甘い派がやや優勢となっています。これを、【A】と【B】それぞれを特に支持している地域を見てみましょう。
「【A】しょっぱい」がいちばん人気だったのは沖縄。64.5%と断トツの支持を集めました。2位には滋賀や和歌山の近畿地方コンビがランクインしています。
反対に、「【B】甘い」を好む人が最も多かったのは佐賀でした。次点に熊本や鹿児島が入っていることから、九州の人は甘い玉子焼きを好むことがわかります。
ここまで見て、もしかしたら玉子焼きの好みは地域性につながっているのかも? ということで、全国のみなさんのアンケート結果を日本地図にまとめてみました。一体どんな傾向が……?

「【A】しょっぱい」を支持しているのは、先ほどランクインしていた滋賀や和歌山をはじめ、北陸・近畿に集まっていますね。また、群馬・栃木・茨城の北関東3県がそろって「【A】しょっぱい」支持なのも目を引きます。一方で「【B】甘い」は全国的に人気がありました。
■玉子焼きがスイーツに!? 築地の有名店「丸武」が玉子焼きスイーツ専門店をオープン!
玉子焼きと言えば、専門店もあるぐらい人気の食べ物。有名なところではTVプロデューサーのテリー伊藤氏の実家、築地の「丸武」がありますね。その丸武が、なんと7月29日(金)にスイーツ店をオープンするという情報をキャッチ! さっそく築地へ行ってみました。
築地市場は、訪日外国人に大人気とされています。そのうわさ通り、取材時は平日にもかかわらずたくさんの外国人観光客で活気あふれていました!
丸武のスイーツ店は、玉子焼き専門の「丸武」本店から数軒隣の「丸玉水産」の店内にあります。 金字の「武」のロゴには、外国人観光客にもわかるように「OMELETTE SWEETS」という文字があしらわれていました。
「丸武」のスイーツ店スタッフの、大鹿一也さんにお話を聞いてみました!
大鹿さん「約90年続いている『丸武』の玉子焼きは、甘い風味が特徴です。築地には10店舗近く玉子焼き専門店がありますが、丸武の玉子焼きはいちばんといっていいほどの甘さが特徴。だからこそスイーツにしても合うんですね。屋台を除けば築地唯一のスイーツ店として、ぜひお試しいただきたいです」
築地でいちばん甘い玉子焼きが、一体どんなスイーツに変身するのでしょうか?
大鹿さん「現在は、伊達巻きに味付けしてスイーツに仕立てた『伊達ロール』と、『丸武』の玉子焼きをクレープで包み込んだ『玉子クレープ』をご用意しています。玉子クレープは実演で販売しますので、目にも美味しいスイーツに仕上がっています」
どれも美味しそうですが、その中から「伊達ロール」を実食してみました! 味はチーズ、チョコレート、抹茶の3種類です。
伊達ロールを食べてみた感想は、まるでケーキ! しっとりとした伊達巻きの食感はそのままに、魚の風味は一切感じられません。それぞれ濃厚なチーズ味、チョコチップの歯ごたえも楽しめるチョコレート味、ほんのり香るグリーンティーがちょっと大人な抹茶味と、フレーバーがしっかりとしているぶん、「丸武」本店の玉子焼きよりも柔らかい甘さ、という優しい印象です。
伊達ロールのクオリティを実感すると、玉子クレープも楽しみになってきました! 甘い玉子焼き好き派はもちろん、しょっぱい玉子焼き派の方でも楽しめるスイーツとして話題になるのではないでしょうか。
築地場内市場は11月に豊洲へ移転しますが、場外市場は引き続き残ります。丸武の玉子焼きスイーツ、築地の新たな名物になりそうですね!
- 店舗情報
丸武 スイーツ店
住所:東京都中央区築地4丁目13-13(丸玉水産内)
営業時間:9:00〜15:00頃
※記事中の情報・価格は取材当時のものです。
<アンケート調査概要>
対象/対象/全国20〜59歳の男女1,457名(47都道府県各31名ずつ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2016年5月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。