
最近、特に都会は希薄とも言われているご近所付き合い。でも、まったくしないで暮らしていけるものでもありません。過去にat home VOXが取ったアンケート記事「挨拶だけでもきちんとしましょう! 『理想のご近所付き合い』調査」では、性別・年代別の理想とするご近所との付き合い方をご紹介しました。今回は同じテーマを、都道府県別で調べてみましたよ!
まずは、ご近所付き合いの現状と理想について、全国平均の結果です。
「Q.あなたがお住まいの地域では、どのくらいのご近所付き合いをしていますか?」と「Q.ご近所とのお付き合いはどんなものが理想ですか?」の回答率比較(どちらも複数回答可)

現状と理想、いずれも上位は前回とほぼ変わらず、「すれちがった時に会釈をする」「挨拶を交わす」「日常のことをおしゃべりする」「旅行のお土産を渡す」の順番でした。
目を引くのは「日常のことをおしゃべりする」で、現実と理想に11.1%もの差が見られます。つまり、より多くの方がもう少しご近所同士でおしゃべりをしたがっている、ということですね。
では、実際におしゃべりをしているご近所付き合い活発エリアはどこでしょうか? 「日常のことをおしゃべりする」の現状の回答率が高いエリアをピックアップしてみました。
「Q.あなたがお住まいの地域では、どのくらいのご近所付き合いをしていますか?」で「日常のことをおしゃべりする」の回答率地域ランキング

石川・岩手・新潟・長崎は、40%以上と特に高く、より良いご近所付き合いができそうですね。
ちなみに、この中でも「岩手」は、実はおしゃべり以外でももっとご近所と深く交流したいと思っているようなんです……! というのは、「理想のご近所付き合い」で、以下の項目が全国平均より高い数字を出しているから!
「Q.ご近所とのお付き合いはどんなものが理想ですか?」の全国と岩手の回答率比較

いずれも全国平均より倍以上、調味料に至っては4倍近く高い回答率をたたき出しています。岩手県民の皆さん、思い切ってホームパーティーを開いてみたら、意外と人が集まるかもしれませんよ?
イラスト:タテノカズヒロ
<アンケート調査概要>
対象/対象/全国20〜59歳の男女1,457名(47都道府県各31名ずつ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2016年5月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。