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秋のフルーツと地域のイメージ 決め手は生産量? それともブランド?

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フルーツイメージのイラスト

新米、松茸、サツマイモ…。秋はさまざまな作物が実りますが、外せないのがフルーツ! おいしいフルーツがたくさん食べられる季節です。そこでat home VOXでは今回、秋のフルーツと都道府県の関係について調べてみました。柿・ブドウ・栗・梨・リンゴの5品から、みなさんはどの地域を連想しますか? 

秋のフルーツ画像

Q.リンゴといえばどこの都道府県をイメージしますか? その理由もお答えください。

リンゴのイメージランキング

リンゴの1位はやっぱり青森。89.8%とぶっちぎりのトップでした。「つがる」「陸奥」「とき」「世界一」など青森生まれの品種も多く、まさにリンゴの王国です。2位は長野、第3位は秋田でした。ちなみに、日本で初めてリンゴが栽培されたのは北海道・余市町。明治4年に余市に入植した会津藩士がリンゴの栽培を始め、明治8年(12年という説もあり)に日本初となるリンゴの実がなったとされています。

Q.梨といえばどこの都道府県をイメージしますか? その理由もお答えください。

梨のイメージランキング

生産量日本一の千葉、二十世紀梨で有名な鳥取をおさえて、1位になったのは何と山梨! 県名に「梨」の字が入っていることが、この番狂わせを起こしました。ふなっしー、残念でしたね……。

Q.栗といえばどこの都道府県をイメージしますか? その理由もお答えください。

栗のイメージランキング

栗のイメージは長野と京都が同率で1位。長野は小布施、京都は丹波の栗が理由に挙がりました。なお丹波地方は京都と兵庫にまたがるので、兵庫を選んだ人からも同じく丹波という回答が寄せられています。3位の岐阜は、中津川が栗きんとん発祥の地として知られています。

Q.ブドウといえばどこの都道府県をイメージしますか? その理由もお答えください。

ブドウのイメージランキング

最もブドウのイメージがある地域は山梨。日本一の収穫量をほこる「ブドウ王国」の強さを見せつけました。ワインづくりも盛んで、県内にはたくさんのワイナリーがあります。2位の岡山はマスカットの産地として有名ですよね。5位の石川を選んだ理由「ルビーロマン」という品種は、今年の初競りでなんと1房100万円の値段がついたとか!

Q.柿といえばどこの都道府県をイメージしますか? その理由もお答えください。

柿のイメージランキング

最も柿のイメージがある地域は和歌山で、大粒で甘みのある種なし柿が有名です。2位の奈良は正岡子規の俳句を思い出す人が多くいました。3位の岐阜にある「柿ジュース」、いったいどんな味なのか気になりますね!

5つのランキングを通して見ると、山梨と長野がそれぞれ3回ランクインしています。秋のフルーツ王国はこの2県と言えそうです。おいしいフルーツがいっぱいのこの秋、ぜひ産地やブランドにも注目してみてくださいね!

イラスト:タテノカズヒロ

<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女1,410名(47都道府県各30名ずつ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2015年8月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。

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