
冬の受験シーズンの風物詩、大学センター試験。今年の本試験日程は1月17、18日です。東大・京大・早稲田・慶応……全国に名を馳せる難関校をはじめ、数々の狭き門を目指して、日本中の受験生たちが刻苦勉励していることと思います。
そこで今回at home VOXでは、「勉強ができる人が多そうな都道府県」をアンケートで調査してみました!
Q.勉強ができる人が多そうなイメージの都道府県はどこですか?
順位 | 都道府県 | 回答率 | 主な理由 |
---|---|---|---|
1位 | 東京都 | 37.6% | 人口的に多い分、競争意識があるイメージがあります/塾や予備校名門大学も数多くあるから/そういう人が東京に集まる気がする |
2位 | 秋田県 | 11.8% | 学力テストが1位だと聞いたので/学力調査とかでいつも上位だから/寒い冬にもじっと耐えて、がんばってそう |
3位 | 京都府 | 8.7% | 京都大学からのイメージ/静かな街並みの中で、真面目そうな人が多そうで、勉強をしていそう/京大、お寺等アカデミックな雰囲気があるから |
4位 | 神奈川県 | 4.5% | スマートな県民性のイメージ。エリートが多そう/なんか進学校とか行ってそう/なんとなく |
5位 | 福井県 | 3.9% | 主な理由:青少年期の全国学力調査で常に上位に入る県なので/冬場は北海道でもないのに雪が多く、室内で勤勉に努力してそうだから/めがねの国(鯖江市) |
1位はダントツの得票率37.6%の東京。やはり東京大学をはじめ、超名門学校が集まる地域だけのことはあります。理由の「そういう人が東京に集まる気がする」というのもうなづけますね。
同じ理由で3位にランクインしたのが京都。東京大学と双璧を成す超名門校・京都大学のイメージで票を集めるとともに、数多く残る神社仏閣がかもし出すインテリジェンスな雰囲気が要因のようです。
注目なのが、2位の秋田と5位の福井です。この2つの地域に共通する理由として、「学力テスト上位」がありました。これを裏付けるデータが、国立教育政策研究所が発表している「平成26年度 全国学力・学習状況調査」です。その結果を基に作成したランキングがコチラ!
■全国学力・学習状況調査の都道府県ランキング
公立小学校の各科目の平均正答率ベスト5(都道府県名/平均正答率)
■公立中学校の各科目の平均正答率ベスト5(都道府県名/平均正答率)
小学校ではなんと、国語A・B・算数A・Bの4科目すべてで秋田がオール1位! そして福井は、国語Bで2位、算数A・Bで3位と、トップ3の常連です。
そしてなんと、中学校の結果では国語A・Bと数学A・Bのすべてで、秋田と福井がワンツーフィニッシュ!
名門校のイメージから票を伸ばした東京と京都、インテリ感があるというイメージの神奈川に対して、学力テストで確かな実力を示している秋田と福井。しかも秋田は「秋田美人は才色兼備? 秋田県民のイメージはいいとこだらけ!」のアンケート結果にもあったように、美人で真面目、料理上手というイメージを持たれている地域。さらに学力も高いとあっては……パーフェクトすぎる秋田県民、恐るべしですね。
イラスト:タテノカズヒロ
<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女1,410名(47都道府県各30名ずつ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2014年11月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。