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小型DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「Microsher G3」発売 DSD12.288MHz&PCM384kHz/32bit対応

小型DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「Microsher G3」発売 DSD12.288MHz&PCM384kHz/32bit対応

 輸入オーディオ機器のポーカロ・ラインは、米国マイクロシャー(Microsher)のUSB DAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプG3を発売する。実勢価格は92,000円前後の見込み。  61W×13H×102Dmm・114gの小型サイズに、ESSテクノロジーのES9018K2MをDACチップとして使い、DSD12.288MHzとPCM384kHz/32bitのネイティブ再生に対応する。アンプ部は同社のオリジナル設計で、出力段はキャパシターを排除したOCL回路としている。iPhoneやAndroidのデジタル出力にも対応しており、iPhone/iPadではUSBカメラアダプターを使わずにデジタル接続が可能。内蔵のリチウムイオン充電池で動作し、最大連続35時間の使用が可能という。主な仕様●デジタル入力:USB mini B●DAC:ESSテクノロジーSABRE Reference 32bit(ES9018K2m)●アナログ入力:3.5mmステレオミニ●ヘッドフォン出力:3.5mmステレオミニ●ヘッドフォンインピーダンス:8Ω〜600Ω●ヘッドフォンアンプ出力:最大500mW/ch RMS●寸法・重量:61W×13H×102Dmm・114g■リンクポーカロ・ラインwebサイト・製品ページ  http://www.porcaro-line.co.jp/microshar/g3.html-

フィリップスの“フィデリオ”ヘッドフォン3機種 ハイレゾ音源対応やDAC/アンプ内蔵型ほか

フィリップスの“フィデリオ”ヘッドフォン3機種 ハイレゾ音源対応やDAC/アンプ内蔵型ほか

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズはフィリップス(PHILIPS オランダ)ブランドの“フィデリオ”ヘッドフォンシリーズとして「F1」(市場想定価格22,000円前後・税込)、「M2L」(同43,000円前後)、「M2BT」(同29,000円前後)を5月下旬に発売する。 F1は40mmネオジムドライバーを使い、低音強化のバスレフ構造とともに広帯域化。40kHzまでの再生周波数帯域を獲得し、ハイレゾ音源対応を謳う。低反発フォームイヤパッドやアルミニウム・ハウジング、レザー・ヘッドバンドなど高級感ある仕上げで、接続したスマートフォンの通話もできるマイク/リモコン付き。インピーダンス16Ω、感度107dB。 M2LはiOSデバイス対応のライトニング端子を装備したDAC/アンプ内蔵のヘッドフォン。iPhone/iPad/iPodとのデジタル接続により、伝送ロスやクロストークの発生を押さえ込んだより高品位な再生が楽しめる。再生は48kKz/24bit。40mmネオジムドライバーは、不要な共振を排除し密閉度を高めたハウジングにマウントしている。アップルのMFi認証取得済み。 M2BTはBluetoothによるワイヤレスモデル。コーデックはAACおよびApt-Xとして、より高品位な再生を図る。NFC機能でソース機器とはワンタッチでペアリング、約10時間のワイヤレス再生が楽しめる。音楽の再生/停止や曲送りや音量、通話の切り替えなどは、ハウジング部に設けたコントローラーで操作が可能。■リンクオンキヨーwebサイト・トップページ  http://www.jp.onkyo.com/-

ソニーがワイヤレススピーカー3モデル 音と機能を強化

ソニーがワイヤレススピーカー3モデル 音と機能を強化

 ソニーはBluetoothワイヤレススピーカー「SRS-X99」(市場推定価格72,000円前後)、「SRS-X88」(同46,000円前後)、「SRS-X77」(同35,000円前後)を、5月23日(土)に発売する。SRS-X99とX77は、それぞれX9、X7の後継機、X88はX99をコンパクト化して新価格帯にラインアップしたモデルとなり、3機種ともに音質についてははもちろん、ユーザーから要望の多かったワイヤレス&ネットワーク機能の強化を図っている。  最上位モデルSRS-X99は、PCM192kHz/24bitとDSD2.8MHz(PCM変換)のハイレゾ再生(ネットワーク経由)や独自のフルデジタルアンプ、CDとMP3などの圧縮音源の192kHz/24bitへのアップスケーリング機能などを搭載。スーパートゥイーター4基を含む2.1ch7ユニットの構成。アンプ出力が154Wに強化。天板にとりつけられたスーパートゥイーターは、ホコリなどがたまりにくいようにリデザインされた。  SRS-X88は、X99のハイレゾ再生対応やデジタルアンプなどを受け継ぎつつ、新開発スピーカーユニットやスーパートゥイーター2基などによる2.1ch5ユニットで構成。アンプ出力が90Wとして本体も小型化したハイパフォーマンスモデルとなる。   また、SRS-X77はハイレゾには対応しないが、アンプ出力が前X7の32Wから40Wへ強化。2.1ch3ユニット構成はそのままに各ユニットを強化し、ボーカル再現や低音の質感を高め、大音量時の歪み感も抑えている。 前記のワイヤレス機能の強化については3機種に共通。Bluetoothでは、ソニーが推進する従来より約3倍の情報量を送ることができる新技術LDACに対応し、Bluetoothでのハイレゾ音源グレードでの再生が可能。またWi-Fi規格でもより高速でデータ量の多いIEEE802.11nに対応し、ハイレゾ音源をそのままでワイヤレスで受けられるパフォーマンスを確保している。 またネットワーク関連では、同社独自のSongPal Link対応がポイント。この機能はホームネットワークを利用して、SongPalアプリをインストールしたスマートフォンやタブレット端末(Andoroid/iOS)、パソコンやNAS内の音楽コンテンツを対応スピーカーで再生したり、一括管理するもので、複数のソース機器と対応スピーカーのグルーピングとソース機器、出力スピーカーの選択から、曲の選択や音量調整などを手元のスマートフォンなどで一括管理できる。対応スピーカーならば、家庭内のあちら、こちらに置いたソース機器、スピーカーを任意に選んで楽しめる。さらに、インターネットを利用するGoogle Castのミュージックサービスも、従来、Song Pal経由だったものが、直接、利用できるようになり、より使いやすくなった。なお、この場合も本体のアップスケーリング機能が働き、スマートフォン経由よりも、よりいい音で楽しめるとしている。■リンクソニーwebサイト・製品別トップページ  http://www.sony.jp/active-speaker/-

FiiOがデジタルプレーヤーX3の第2世代モデル DSDなどのハイレゾ再生に対応

FiiOがデジタルプレーヤーX3の第2世代モデル DSDなどのハイレゾ再生に対応

 オヤイデ電気は、輸入取り扱いのFiiO(フィーオ 中国)のデジタルミュージックプレーヤー「X3 2nd generation」を、5月15日(金)に発売する。昨年発売のX1の操作画面のインターフェースや上位モデルX5の機能なども継承した中核モデルで予想価格は34,000円前後(税抜)。なお、専用レザーケースLC-FX3221(2,000円前後・税抜)も同時に発売される。 DACチップにはシーラスロジックのCS3498を使い、DSD5.6MHzをはじめWAVやFLAC、AIFFなどの192kHz/24bit、そしてもちろんMP3などの圧縮ファイルまで幅広く対応。また出力にはTI社製の定番、OPA1642をローパスフィルターと出力部に配したり、44.1kHz系と48kHz系を分けたデュアルクロックとして高精度化し、高品位な再生を狙う。 メモリーは内蔵しておらず、最大128GBまでのmicroSDカードが使えるカードスロットを備えている。ファイル管理も簡単で、USBケーブルで本体をパソコンに接続すると外部メモリーとして認識されるのでフォルダーでドラッグ&ドロップするだけだ。また、USB DACとしても使え、iTunes内の音楽ファイルなどを本機のDACを通して、聴くこともできる。 ヘッドフォン出力は16Ω負荷で224mW、300Ωで24mWを確保。2,600mhのリチウムイオンバッテリーを内蔵し、約3時間の充電で約12時間の再生が楽しめる。サイズは57.7W×96.7H×16.1Dmm、重量135g。■リンクオヤイデ電気webサイト・製品ページ  http://www.oyaide.com/fiio/x3_ii.html-

オンキヨーが入門クラスのAVアンプ「TX-SR343」 4K/60PやHDCP2.2にも対応

オンキヨーが入門クラスのAVアンプ「TX-SR343」 4K/60PやHDCP2.2にも対応

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、オンキヨー・ブランドにて同社AVアンプのベーシックモデルとなるTX-SR343を、4月下旬に発売する。これからますます高まる4K映像を中心とした対応を充実させている。価格は、48,000円(税抜)。 TX-SR343は、定格65W(8Ω)×5出力をもつ5.1chAVアンプ。HDMI入出力は最新規格に準拠しており、4K/60P映像の伝送にもボトルネックとなることがない。また、ハリウッドメジャーが推進する4Kの著作権保護技術HDCP2.2に準拠しているので、衛星放送やデジタルチューナーからの4K放送も通すことができる。 新たにBluetoothに対応。スマートフォンやタブレット端末の音楽コンテンスをワイヤレスで再生が可能で、これらの圧縮音源のよりよい音の再生が図れる機能を内蔵している。 伝統のオーディオ技術も投入。回路は独自技術で広帯域化を図るとともに低音の増強を図り、またDAC部にはバーブラウン製の192kHz/24bitDACを搭載した高音質設計としている。ネットワーク機能は非搭載。主な仕様●HDMI端子 入力:4 出力:1●映像入力端子 入力:コンポジット×3(リア×2、フロント×1)、コンポーネント×2●音声入出力端子 入力:デジタル×3(光×2、同軸×1)、アナログ×7(リア×6、フロント×1)●出力:サブウーファー×1●最大外形寸法 幅435×高さ160×奥行328mm●質量 7.8kg■リンクオンキヨーwebサイト・ニュースリリース http://www.jp.onkyo.com/news/newproducts/audio/txsr343/index.htm-

ソニーがハイレゾ・ウォークマンとヘッドフォンにアーティストLiSAとのコラボモデル 今夏に発売へ

ソニーがハイレゾ・ウォークマンとヘッドフォンにアーティストLiSAとのコラボモデル 今夏に発売へ

 ソニーは、先にmoraからハイレゾ音源を配信開始した女性アーティストLiSA(関連記事:http://www.pc-audio-fan.com/news/music-soft/20150423_73297/)とコラボレーションしたハイレゾ対応ウォークマンとステレオヘッドフォンを、今夏、ソニーストアを通じて発売すると発表した。

コードがDAC「Hugo TT」発表 バッテリー駆動でプリアンプ機能も装備

コードがDAC「Hugo TT」発表 バッテリー駆動でプリアンプ機能も装備

 輸入オーディオ機器のタイムロードは、英国コード(CHORD)のDAC、Hugo TTを、5月下旬に発売する。先に発売のポータブルDAC/ヘッドフォンアンプHugoで得た技術、独自の高度なデジタル技術を継承、発展させた据え置き型でTTはテーブルトップを意味している。リモコンが付属、フィニッシュはシルバーとブラックを用意する。オープン価格で店頭などでは520,000円(税抜)前後の見込み。 Hugo TTは、据え置き型ながらオリジナルHugoのように8800mAhの大容量バッテリーを内蔵。充電で蓄えた電力で駆動する仕組みで、ACラインと電気的な結合を遮断し電源まわりからのノイズの流入を抑える。また、電源部は10Fというちょっとしたパワーアンプ並みのキャパシターで、ハイスピードな応答性が要求されるデジタル回路にも余裕をもって応えるように図っているようだ。 48kHz/16bit対応のSD、PCM・384kHz/32bitとDSD5.6MHzに対応するHDの2系統のUSB入力を備えるのは同様。資料ではコメントはないが、汎用のDACデバイスなどを使わず、オリジナルのオアーバーサンプリング、デジタルフィルター、DA変換などの各回路をFPGAに構築するが基板は、HUGO開発の経験で新たに設計している模様。アルミの素材感を生かした同社ならではのボディーは、HUGOよりやや大型化したためか上下2分割構造となっているが、みるからに精度は高そうだ。仕上げはシルバーとブラックの2種を用意。 選択した入力系統を示すデジタルインジケーターを装備。デジタル入力は前記USB2系統のほかにTOS光とBNC同軸、またBluetoothにも対応しており、計5つのソースが楽しめる。出力はヘッドフォンが3系統(標準×2、ミニ)、ラインがRCAとXLRの2系統で、もちろん出力はボリューム連動のプリアンプモードとレベル固定のDACモードに切り替えられるようになっている。サイズは235W×46H×225Dmm、重量は3.2kg。■リンクタイムロードwebサイト http://www.timelord.co.jp/※本製品の情報は未掲載です。(2015.04.14現在)-

【イベント】「ポタ研 2015 冬」が2月14日開催 ポータブルオーディオが集合

【イベント】「ポタ研 2015 冬」が2月14日開催 ポータブルオーディオが集合

ここ数年、音楽を聴くためのアイテムとしてヘッドフォン/イヤフォンが大人気だが、そのヘッドフォン再生をより充実させるポータブルヘッドフォンアンプやポータブルプレーヤーを中心としたイベント「ポタ研 2015 冬」が、2月14日(土)、東京・中野サンプラザで開かれる。

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