不昧公をご存知ですか?江戸後期、大名茶人として知られた松江藩第七代藩主、松平治郷のことです。茶道を通じて不昧公が芸術文化を広めた城下町松江は、今も上品で落ち着いた風情を残しています。そんな松江で描いたのは「京店商店街」。かつて五代藩主が京都から迎えた奥方を慰めるため、京風のまちをイメージしてつくられたといわれます。往時の建物は残っていないものの、石畳の通り沿いには不昧公が茶会を催した屋敷に端を発する料亭や、茶菓子の老舗などが点在。

水辺の小京都でカラコロ散歩(松江市/京店商店街)
街のコト
記事一覧
不昧公をご存知ですか?江戸後期、大名茶人として知られた松江藩第七代藩主、松平治郷のことです。茶道を通じて不昧公が芸術文化を広めた城下町松江は、今も上品で落ち着いた風情を残しています。そんな松江で描いたのは「京店商店街」。かつて五代藩主が京都から迎えた奥方を慰めるため、京風のまちをイメージしてつくられたといわれます。往時の建物は残っていないものの、石畳の通り沿いには不昧公が茶会を催した屋敷に端を発する料亭や、茶菓子の老舗などが点在。
「秘密結社鷹の爪」監督のFROGMANさんと怪談作家の木原浩勝さん、松江の観光大使をつとめる2人がタッグを組んだアニメ「平成松江怪談」が2015年4月からウェブサイト「吉田の松江大作戦」で公開されている。