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潜在能力が引き出せるかも  思いつくまま、手で書くことに効用が

潜在能力が引き出せるかも  思いつくまま、手で書くことに効用が

 自分の意志に関わらず、仕事でも私生活でも、パソコンで文章をつづることが多くなった。手書きの機会が減って漢字が書けなくなった、という話もよく聞く。書くことがない? いえいえ、それでも大丈夫。思いつくまま書くことでストレスが軽減されるとしたら…? 吉田典生著の「『手で書くこと』が知性を引き出す 心を整え、思考を解き放つ新習慣『ジャーナリング』入門」(文響社、税別1,080円)が11月3日、発売される。ジャーナリングは“書くマインドフルネス”と呼ばれ、あるテーマについて思いつくことを思いつくままに、一定時間連続してひたすらノートや紙に書き出すワークのこと。ルールは「文字を書く手を止めないこと」だけ。考える前に書き続けるうちに、無意識下にあるアイデアや感情が紙の上にあふれ出すのだそうだ。その効果は、ストレスの軽減や創造性の向上、自己認識の強化、モチベーションの向上など、さまざまだ。 例えば、「もしも10億円もっていたら?」「明日の朝、性別が変わっていたら何をする?」など、思考の枠を外してみる。「ヒーローインタビューのお立ち台に立ったつもりで今日の自分を語る」ことで、グレートな自分を探してみる。ちょっと面白そうだ…。

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大人だってほめられたい ビジネスから子育てにまで通じる「コミュニケーションの極意」とは?

大人だってほめられたい ビジネスから子育てにまで通じる「コミュニケーションの極意」とは?

 「ほめられるとうれしくなる」、「ほめられるとやる気になる」―。実はこれらの感情は、人間の脳に共通した「ある性質」に基づいているそうだ。別名「やる気神経」とも呼ばれる神経がほめ言葉によって刺激を受けると、脳内物質「ドーパミン」が分泌され、血流や代謝が上がり、生き生きと幸福感に包まれた状態になるという。受験生専門の心療内科クリニック「本郷赤門前クリニック」を営む吉田たかよし医学博士は「『ほめる』ことは、脳への最高のプレゼント」だという。吉田博士が、脳が放っておけなくなるほめ方のコツを紹介した『今どきの大人を動かす「ほめ方」のコツ29――こんなふうに声をかけられたら脳はもう、逆らえない』(文響社、税別1,380円)が12月16日に発売される。  どうもほめるのがうまくなくて、という人だけでなくほめ上手な人の関心もひきそうなのが、「相手に喜ばれるほめ言葉をスムーズに思いつくためのトレーニング法」、「形容詞ではなく名詞でほめる方法」、「挨拶だけでほめる効果を得る方法」。目上の人や気難しい人へのほめ方や、男女の脳の違いによる効果的なほめ方の使い分け、初対面の人をほめてすぐに親しくなる方法なども知って、「ほめ」を滑らないように使いこなしたいものだ。さまざまなシチュエーションで使える「ほめ」フレーズも約250個掲載しているので、誰でもすぐに「脳に効く」ほめ方が実践できる。ビジネスにとどまらず、「ほめる」ことが非常に重要な場面である「子育て」への活用法も紹介している。

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