旅先が「帰る場所」になった時、そこには30年ぶりに息吹を吹き返した古民家があった。古民家の庭先にはミントやセージなどのハーブが青青しく生え、瑠璃色の朝顔が風に揺らぎ、縁側に飛び乗った茶トラ猫が悠々と居眠りをはじめる。自然に生える向日葵がもうすぐ満開を迎えそうだ。

小林希さん「旅先が故郷となった日」
街のコト
記事一覧
旅先が「帰る場所」になった時、そこには30年ぶりに息吹を吹き返した古民家があった。古民家の庭先にはミントやセージなどのハーブが青青しく生え、瑠璃色の朝顔が風に揺らぎ、縁側に飛び乗った茶トラ猫が悠々と居眠りをはじめる。自然に生える向日葵がもうすぐ満開を迎えそうだ。
私たちはどうして〝ここ”に〝住める”と思ったのだろう?東日本大震災のあと、東京・渋谷から縁もゆかりもない熊本に引っ越して、家として選んだのは、築100年の廃墟のような古民家だった。
今回は「新潟編」です。新潟に数多くある古民家。もしも築100年の古民家を相続したらあなたはどうしますか?そのまま住みますか?リフォームしますか?新潟の街ゆく人に聞いてみました。