「2016年版グローバル不動産透明度インデックス」が発表された。透明度トップはイギリスで、2位はオーストラリア、3位はカナダと英語圏の国々が上位を独占している。日本は19位と、14年調査時に比べ7位順位がアップした。

不動産透明度調査、日本は26位から19位に躍進/JLL調査
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「2016年版グローバル不動産透明度インデックス」が発表された。透明度トップはイギリスで、2位はオーストラリア、3位はカナダと英語圏の国々が上位を独占している。日本は19位と、14年調査時に比べ7位順位がアップした。
ジョーンズ ラング ラサールグループ(アメリカイリノイ州シカゴ、JLL)とラサール インベストメント マネージメント(アメリカイリノイ州シカゴ)は2日、世界の不動産市場の透明度を数値化した独自調査レポート「2014年版グローバル不動産透明度調査」を公表した。 2年に1度実施しているもので、世界102の不動産市場について、定量的データとアンケート調査を通じて115要素を分析・数値化している。 世界の商業用不動産で透明度が最も高かったのは「英国」(2012年調査2位)で、以下「米国」(同1位)、「オーストラリア」(同3位)が続いた。これらの国は投資市場の流動性も高い傾向にある。 アジア太平洋地域の上位3位は、前出3位の「オーストラリア」、4位の「ニュージーランド」(同13位)、14位の「香港」(同11位)。日本は26位(同25位)で、経済の成熟性や市場規模などから見ると依然として低いランキングとなった。